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京都精華学園が桜花学園に逆転勝ち…残り7秒からの劇的決着、インハイ3連覇へ前進

ペイント内で存在感を示した京都精華のユサフボランレ[写真]=佐々木啓次
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 8月6日、福岡県福岡市で開催されている「令和6年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)」の女子3回戦が照葉積水ハウスアリーナで行われ、京都精華学園高校(京都府)が桜花学園高校(愛知県)に65-64で勝利した。

 3回戦屈指の好カードとなった一戦は、先手を取った京都精華の優勢で進むも、第1クォーター終盤に桜花学園も深津唯生、阿部心愛が立て続けに3ポイントを決め0-13のランで逆転。第2クォーターも桜花学園がリードを保ち35-37で折り返した。

 しかし、追いかける京都精華は第3クォーター開始早々に桜花学園の背中を捉え、林咲良を中心に主導権を奪い返すと、同クォーター終了間際に満生小珀が3ポイントを決めるなど形勢逆転。

 京都精華8点リードで迎えた第4クォーターは、桜花学園がじりじりと追い上げ試合時間残り1分に再逆転を許すも、1点差の残り7.7秒、京都精華のユサフボランレ アイシャットがリング下で2ポイントをねじこみ、これが決勝点に。幾度も日本一の座を争ってきた名門校同士の対決は、劇的な決着で幕を閉じた。

 勝利した京都精華は、ユサフボランレがゲームハイとなる22得点22リバウンドを挙げ、橋本芽依、桃井優、林も含めた4選手が2桁得点をマーク。桜花学園は深津唯生が14得点14リバウンドを奮闘し、アンダーカテゴリー日本代表の経験もある阿部心愛がチーム最多17得点を挙げたものの、あと一歩のところで勝利を逃した。

 インターハイ3連覇、3年連続の夏冬連覇がかかる京都精華は、明日7日10時から照葉積水ハウスアリーナにて行われる準々決勝第1試合で、鳥取城北(鳥取県)を下した聖和学園(宮城県)と、ベスト4のきっぷをかけて対戦する。

■試合結果
<インハイ女子3回戦>
京都精華学園 65-64 桜花学園
京都精華|15|20|17|13|=65
桜花学園|22|15| 7|20|=64

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