2023.03.31

名古屋D U15の若野瑛太がBリーグU15チャンピオンシップ2023のMVPを受賞

大会MVPに輝いた若野[写真]=B.LEAGUE
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 3月27日から30日にかけて、東京体育館(東京都渋谷区)で「B.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP 2023」が開催され、名古屋ダイヤモンドドルフィンズU15が3大会連続3回目の優勝を果たした。

 今年で6回目となった同大会には過去最多の46クラブが出場。大会MVPには、その頂点に立った名古屋D U15のキャプテンを務める若野瑛太が選ばれた。

 名古屋D U15は予選リーグの初戦で越谷アルファーズU15に75-27で快勝すると、翌日に行われた第2戦では香川ファイブアローズU15に89-20で大勝。大会3日目から行われた決勝トーナメントでは、小野蓮太が25得点とチームをけん引し、長崎ヴェルカU15を77-61で撃破した。

 大会最終日、準決勝に進出した名古屋D U15は、若野と川邉蒼侑がともに15得点を奪うと、横浜ビー・コルセアーズU15を68-67の接戦で退ける。決勝では「Jr.ウインターカップ 2022-23」で初優勝を達成したライジングゼファー福岡U15と対戦。若野が12得点9リバウンドを挙げると、小笠原和真と小川莞大も2ケタ得点をマークし、55-46で3連覇を飾った。

若野は安定した活躍でチームをけん引した[写真]=B.LEAGUE

 大会MVPに輝いた若野は「この一年間、3連覇を目指して頑張ってきたので、チーム全員で協力して優勝することができてとてもうれしいです。誰が出ても質を落とさないバスケットボールを15人全員でできたことが、優勝の要因だと思います」と大会を振り返った。

 また、Jr.ウインターカップでは福岡U15に2点差で惜敗し、準々決勝で敗退となったが、「Jr.ウインターカップで最後のシュートを外して悔しい思いをしたので、勝負所でシュートを決められるよう1月から練習してきた成果を出せて良かったです」と語り、見事なリベンジを果たした。

 最後に若野は「今後は名古屋ダイヤモンドドルフィンズU18に進み、高校生でBリーグデビューを果たして、日本一のプレーヤーになれるように頑張りたいと思います」と次なるステージでの飛躍を誓った。

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