2024.01.08

前半に主導権握った四日市メリノール学院が京都精華学園を撃破し初優勝/Jr.ウインターカップ男子

チームハイ15得点を奪った中村颯斗(中央)[写真]=伊藤大允
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 1月8日、中学年代の日本一を決める『京王 Jr.ウインターカップ2023-24 2023年度 第4回全国U15バスケットボール選手権大会』の男子決勝が行われ、四日市メリノール学院中学校(三重県)と京都精華学園中学校(京都府)が武蔵野の森総合スポーツプラザで対戦した。

 ゲームが始まると、全中王者の四日市メリノール学院はエースの白谷柱誠ジャックを中心に攻撃を展開していく。第1クォーターを15-7の8点リードで終えると、第2クォーターでは堅守から着実にゴールまでつなげていき、最後は藤原弘大が3ポイントシュートのブザービーターを沈め、37-18と19点リードで試合を折り返した。

エースの白谷(左)はゴール下で奮闘[写真]=伊藤大允

 第3クォーターは互角の戦いが続き、四日市メリノール学院は白谷が攻防両面で躍動すると、49-31とリードを保って最後のクォーターへ。最後の8分間でも四日市メリノール学院は攻防の手を緩めず、最終スコア68-48で白星を飾った。

 Jr.ウインターカップ初優勝、そして夏冬2冠を達成した四日市メリノール学院は白谷が12得点15リバウンドに加え、7ブロックとゴール下で存在感を発揮。中村颯斗は15得点6リバウンド4スティール、櫻井照大は14得点5アシスト、本田蕗以は13得点8リバウンドを挙げた。

 一方、敗れた京都精華学園は今西大良が17得点6リバウンド3アシスト、善山奏介が11得点7リバウンドと奮闘。後半では互角の戦いを繰り広げたが、念願の優勝にはあと一歩届かなかった。

■試合結果
四日市メリノール学院中学校 68-48 京都精華学園中学校
メリノール|15|22|12|19|=68
京都精華|7|11|13|17|=48