2024.01.08

京都精華学園が相模女子大学中学部を破り悲願の初優勝&夏冬2冠/Jr.ウインターカップ女子

16得点15リバウンドのダブルダブルを披露したオディア カウェル リッツ(中央)[写真]=伊藤大允
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 1月8日、中学年代の日本一を決める『京王 Jr.ウインターカップ2023-24 2023年度 第4回全国U15バスケットボール選手権大会』の女子決勝が行われ、京都精華学園中学校(京都府)と相模女子大学中学部(神奈川県)が武蔵野の森総合スポーツプラザで激突した。

 夏冬2冠を目指す京都精華学園は、試合開始からンガルラ ムクナ リヤを中心に得点を重ねていき、24-10と14点リードで最初の8分間を終える。第2クォーターは連続3ポイントシュートなどでさらにリードを広げ、終盤ではやや失点が続いたものの、49-26と大幅リードで試合を折り返した。

要所で3ポイントを沈めた高山留里那[写真]=伊藤大允

 第3クォーターは一進一退の攻防となり、京都精華学園は高山留里那らが得点を奪えば、ンガルラがアシストやブロックで存在感を発揮。65-41で迎えた第4クォーター、京都精華学園はプレーの強度を保って逆転を許さず、最後は攻め切って勝負あり。最終スコア82-61で京都精華学園が勝利を収めた。

 悲願のJr.ウインターカップ初優勝、夏冬2冠を達成した京都精華学園はンガルラが27得点24リバウンド、オディア カウェル リッツが16得点15リバウンドのダブルダブルを披露。松居ことほも12得点10リバウンド4アシストとマルチな活躍を見せ、チームをけん引した。

 一方、惜しくも金メダルを逃した相模女子大学中学部は竹内みやが18得点14アシスト、松浦真央が15得点7リバウンドをマーク。後半では京都精華学園に互角の戦いを演じたものの、逆転勝利はかなわなかった。

■試合結果
相模女子大学中学部 61-82 京都精華学園中学校
相模女子|10|16|15|20|=61
京都精華|24|25|16|17|=82