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8月12日、Wリーグに所属するアイシン・エィ・ダブリュウィングスは、選手1名の新型コロナウイルス感染症の陽性判定が確認されたことを発表した。
当該選手は11日に抗原検査を受けた結果、新型コロナウイルス陽性と判定。味覚異常、嗅覚異常があるものの大事にいたっておらず、隔離のうえ体調回復に努めているとのことだ。
また、保健所の指導のもと、その他13名の選手、1名のチーム関係者が濃厚接触者と特定され、同様に隔離している。この14名はPCR検査を実施予定で、結果が分かり次第、チームより公表される(14日以降)。
<当該選手の経過および症状>
8月8日(土)
チーム練習参加 体温36.9度 喉の痛み、倦怠感
8月9日(日)
チーム練習休み 体温37.0度 喉の痛み、倦怠感
8月10日(月)
チーム練習休み 体温36.6度 喉の痛み、倦怠感、味覚異常、嗅覚異常⇒病院Aを受診。PCR検査は実施せず。
8月11日(火)
チーム練習休み 体温36.5度 喉の違和感、味覚異常、嗅覚異常⇒病院Aを再受診。抗原検査陽性判定。
当該選手は直近2週間の行動履歴に自治体等から発せられる懸念先への行動はないとのこと。現在、新型コロナウイルス感染症とみられる症状の他選手やスタッフはおらず、チームは管轄保健所の指導を経て、施設の消毒、選手スタッフの体調管理等、改めて万全の対策を講じていくとしている。今後のチーム活動については、PCR検査の結果が分かり次第、決定する予定だ。
同様にWリーグは、この件に関しての発表をホームページ上でも行っており、第22回Wリーグに向けては「皆様に安心してご来場いただける環境を整え、実施する予定です。9月18日からの開幕を目指し、引き続き準備を進めております。また、状況に変更等が発生する場合は追ってお知らせいたします」と記している。