2020.04.02

Bリーグで初の感染者、大阪エヴェッサが選手1名の新型コロナウィルス陽性判定を発表

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 4月2日、大阪エヴェッサは選手1名に新型コロナウイルス感染症の陽性判定が確認できたことを発表した。なお、選手のプライバシー保護のために氏名は公表していない。

 今回の発表によると、当該選手は3月27日の朝に37.5℃の発熱を確認し、当日の練習を欠席して自宅に待機。翌28日には朝37.8℃、昼37.6℃、夜39.6℃の発熱に加え、前日には見られなかった倦怠感と咳といった症状も発生したため、チームドクターに報告し大阪府内の医療機関を受診したが検査結果は異常なし、経過観察となったという。

 翌29日の症状は朝37.0℃、夜37.7℃の発熱、咳が少々。30日の朝に37.6℃の発熱が確認され、チームドクターの助言を受けて大阪府内の病院にてPCR検査を実施、その夜には嗅覚の異常を感じたという。そして4月1日にPCR検査の結果が判明し、陽性判定を受けた。

 なお、同期間中にチーム内の複数選手の発熱報告もあった。現在は発熱は収まったようだが、その内1名の嗅覚異常も確認されているという。

 大阪は今後の対応について、以下のように発表している。

「現在、濃厚接触者は調査中ですが、関係者及びそのご家族の安全と健康を第一に考え、調査を実施してまいります。また、大阪市の指導のもと、自主的に活動本拠地であるおおきにアリーナ舞洲の消毒等の対応を行うとともに、当面の間運営を休止とさせていただきます。

「チーム関係者およびおおきにアリーナ舞洲の関係者については、本日より自宅待機・経過観察としており、体調等に異変が出た場合はその都度迅速に対応し、PCR検査を実施していく体制を取っております。こうした方針については、チーム、スタッフ、クラブ関係者全員に、再度周知と徹底を行ってまいります」

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