2021.03.15

トヨタ自動車がファイナル進出!…安間のシュートで富士通の猛追を振り切る

勝利を手繰り寄せる重要なシュートを沈めた安間[写真]=伊藤大允
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 3月15日、Wリーグプレーオフセミファイナル第2戦にて、トヨタ自動車アンテロープス富士通レッドウェーブスと対戦した。

 ファイナル進出に王手をかけているトヨタ自動車は、第1クォーターを13-11とわずかにリードして終える。第2クォーター中盤に三好南穂の3ポイントで10点差に広げることに成功するが、町田瑠唯に連続得点を許すと流れが富士通に傾く。篠崎澪にバスケットカウントを与えるなど点差を詰められ29-29の同点で前半終了。

 迎えた第3クォーター、要所で長岡萌映子が存在感を発揮し点差を広げ、50-44と6点リードで最終クォーターへ。終盤は一進一退の攻防となる。オコエ桃仁花のリバースレイアップで4点差とされると、篠崎のバスケットカウントで1点差に詰め寄られる。しかし、残り16秒に安間志織が富士通を突き放すジャンプシュートを沈め3点差に。最後はオコエのスリーが外れてタイムアップ。最終スコア61-58でトヨタ自動車が振り切り、ファイナル進出を決めた。

 トヨタ自動車は長岡が16得点7リバウンド、安間が15得点7リバウンド6アシストをマーク。一方富士通は篠崎が25得点とチームをけん引したが勝利には一歩届かなかった。

トヨタ自動車アンテロープス 61-58 富士通レッドウェーブ
トヨタ自動車|13|16|21|11|=61
富 士 通|11|18|15|14|=58