2021.06.22

今季よりWリーグに新加入のアランマーレ秋田が新体制発表会を開催

2021-22シーズンよりWリーグに参入するアランマーレ秋田
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 2021-22シーズンよりWリーグに参戦するプレステージ・インターナショナル アランマーレ(以下アランマーレ秋田)が6月22日、秋田県内の某所にて『新体制発表会』の記者会見を開催した。

 記者会見では、小嶋裕二三ヘッドコーチからチームの強化方針が発表され、参入1年目のテーマを『常に攻め続ける』と発表した。

 東北のチームとしては初めての参入となるが、小嶋ヘッドコーチは、「オフェンスでは果敢にアタックし続け、ディフェンスでも積極的にボールを奪いに行き続ける。相手に左右されることなく、自分たちがやるべきことを貫き通す。強大な敵がそれを拒んできても怯むことなく胸を張り、苦しく厳しい状況下でもチームが結束して立ち向かう。そのようなチームと一人ひとりの姿をご覧いただきたいと思います」とテーマの真意を語った。

 また、具体的には「厳しいシーズンになるのは承知済み」とした上で、「初シーズンは何とか両目を開け、複数勝利を目指します。そして早ければ3年、遅くとも5年以内にレギュラーシーズン上位8チームによるプレーオフに進出できるようにしたい」と語った。

 加えて、秋田のチームということで「地元秋田を中心に、東北出身選手の獲得のために、このエリアにおけるジュニア世代の育成強化にも積極的にお手伝いさせていただきたい」と“秋田バスケット”の盛り上げにも意欲を見せていた。

 その後、選手紹介やWリーグの日程などが発表され、最後はユニフォーム姿もお披露目となった。なお、キャプテンは東京羽田ヴィッキーズでプレー歴のある平松飛鳥が務める。

 Wリーグの新規参入は17年ぶり。「地域のみなさまに愛され、ともに成長できるチーム」(小嶋ヘッドコーチ)を目指し、アランマーレ秋田は今秋、新たなスタートを切る。

アランマーレ秋田の新体制発表会ではユニフォームもお披露目となった

取材協力=アランマーレ秋田