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8月26日、トヨタ自動車アンテロープスは、ホームページを通じて安間志織がドイツ女子バスケットボールリーグ・ブンデスリーガ(DBBL)のEisvögel USC Freiburgとの選手契約に至り、移籍することを発表した。
沖縄県出身の安間は、162センチのポイントガード。北谷町立北谷中学校時代には、3年生のときに全国中学校大会で優勝。福岡県の中村学園女子高校時代には1年生の頃からスターターとして出場し、インターハイ、国体、ウインターカップで準優勝という成績を残した。
その後、進学した拓殖大学での活躍を経て2016年にトヨタ自動車にアーリーエントリーで入団。着実に力を付けていくと、昨シーズンはトヨタ自動車のWリーグ初優勝に大きく貢献。勝負どころのでのシュートやポイントガードとしてもチームをまとめ、プレーオフMVPに輝いた。
東京オリンピック出場はならなかったが、日本代表候補選手に選出されるなど、日本屈指のポイントガード。その安間は移籍に際して、トヨタ自動車アンテロープスのホームページを通じて、以下にコメントしている。
「いつも沢山のご声援ありがとうございます。
トヨタ自動車アンテロープスを退団し、ドイツリーグEisvögelでプレーする事になりました。
今シーズン私のプレーを楽しみにしていた方、このような形での急な報告になりすみません。
2、3年前から本格的に海外に挑戦したいと思っていて、その為の準備をずっとしていました。
直近で目標にしていたオリンピック出場は出来ませんでしたが、このタイミングでずっと挑戦したかった海外でプレーするチャンスをもらえた事に感謝しています。
会社の方々、アンテロープスの皆、関係者の方々、本当に本当にご迷惑をおかけしましたが、皆さんのご協力がなければこの挑戦はできませんでした。私の挑戦を理解してくれて、応援してくれる事に感謝の気持ちでいっぱいです。
私らしく楽しく頑張ってきます。
これからもご声援よろしくお願いいたします!」
また、今回の移籍に際し、Wリーグはホームページにて安間の登録に関して以下のようなアナウンスをしている。
「安間選手は8/18のWJBL臨時理事会において、【WJBL登録規定】第10条(特例選手)に基づき特例選手として認定されました。
第23回Wリーグの最終エントリーからは除外されますが、第23回Wリーグ開催期間中に同選手が契約解除等の理由にて帰国した場合は、8月末の2次エントリー終了後であっても、所属元であるトヨタ自動車アンテロープスに登録エントリーすることが認められます」
トヨタ自動車アンテロープスによると、安間はすでにドイツに渡っているとのこと。DDBLは9月25日開幕予定となっている。
【Eisvögel USC Freiburgの公式ホームページ】
https://www.usc-eisvoegel.de/