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8月16日、ハンガリーで行われていたFIBA U19女子ワールドカップが閉幕。女子日本代表(FIBAユースランキング11位)は、順位決定戦を3連勝し、9位で今大会を終えた。
全7試合を終えて、4勝3敗の戦績を残した日本は、計232本(1試合平均33.1本)の3ポイントシュートを放つと、計77本(同11.0本)を沈めた。成功率こそ33.2パーセントで、アメリカとハンガリーに次いでの3位となったが、試投数と成功数はともに16チーム中トップの数字を記録。
東京オリンピックで歴史的な銀メダルを獲得した女子日本代表と同じく、若き日本代表も長距離シュートを武器に、世界の舞台で戦った。国際バスケットボール連盟のFIBAもSNSで発信しているように、女子日本代表は育成年代から一貫して、強みを活かした戦術を練り上げているのが分かる。
If you thought the Japan women's basketball team knew how to shoot the 3-ball at #Tokyo2020, wait until you see the next generation at the #FIBAU19! 🔥🇯🇵 pic.twitter.com/echMEWUaYM
— FIBA (@FIBA) August 15, 2021
日本はコロナ禍により限られた合宿期間で練習試合もできずに、今回のワールドカップへ臨むこととなった。それでも、粘り強いディフェンスから、スピードを活かした切り替えの早いオフェンスを展開し、3ポイントを次々とヒット。徹底した戦術で、FIBAユースランキング5位のイタリアや同4位のカナダ、最終戦では同3位のフランスに勝利を飾った。
東京オリンピックで世界に通用すると証明された戦術は、育成年代からコツコツと積み重ねてきたものだった。パリオリンピックやロサンゼルスオリンピックへ向けて、今後も金メダル獲得を目指すべく、戦術は練り上げられていく。今回のワールドカップを経験したメンバーからも、新たに日本代表のユニフォームに袖を通す選手が現れるだろう。
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