2021.08.15

U19女子日本代表がイタリアに37点差の快勝…荻田美と江村優有が攻撃をけん引

安定した試合運びでイタリアに快勝したU19女子日本代表[写真]=fiba.com
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 8月15日、日本女子代表(FIBAユースランキング11位)がFIBA U19女子ワールドカップの9〜12位決定戦でイタリア代表(同5位)と対戦した。

 立ち上がりこそ0-6と出遅れた日本だったが、江村優有(早稲田大学)の3ポイントシュートで得点を挙げると、ディフェンスではイタリアを5分間以上も無得点に抑え込む。さらに、チーム全体で5本の長距離砲を沈めた日本は、第1クォーターを26-10とリードして終える。

 続く第2クォーターは日本の3ポイントの精度が落ちるが、田中平和(白鷗大学)がインサイドで得点を重ねると、山田葵(筑波大学)がスティールからレイアップを決めるなど、2点シュートでしっかりと得点を繋いでいく。終盤には佐藤多伽子(白鷗大学)の3ポイントが決まり、39-23と点差を保って試合を折り返した。

 第3クォーターは江村の連続得点でスタート。中盤には平下愛佳(トヨタ自動車アンテロープス)と林真帆(東京医療保健大学)の長距離砲が決まると、このクォーターもイタリアを13得点に抑え、65-36とリードを広げて最後の10分間へ。

 大量リードで迎えた最終クォーター、荻田美(筑波大学)が4本の3ポイントを次々と沈めると、チーム全体で6本の外角シュートをヒット。攻撃の手を緩めない日本はさらにリードを広げて、最終スコア88-51で勝利を収めた。

 日本は荻田が5本の3ポイントで15得点、江村が14得点4アシスト3スティールをマーク。チーム全体で14本の長距離砲を沈め、ランキングで格上の相手に快勝した。勝利した日本は15日深夜に、最終戦となるフランスとの9〜10位決定戦を行う。

■試合結果
日本 88-51 イタリア
日  本|26|13|26|23|=88
イタリア|10|13|13|15|=51