2021.08.15

盤石の試合運びで大阪薫英に勝利…桜花学園が25回目の優勝果たす/インターハイ2021

決勝戦で両チーム最多の25得点をマークした桜花の平下 [写真]=伊藤 大允
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 8月15日、「令和3年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)」女子決勝が行われた。

 36年ぶりのインターハイ優勝を目指す大阪薫英女学院高校(大阪府)と大会3連覇を目指す桜花学園高校(愛知県)が対戦。

 平下結貴によるスティールから速攻でスタートしたこの試合、その後、桜花学園は8−0のランを見せる。対する大阪薫英は次第に粘り強いディフェンスから対抗。第1クォーターは21−17は桜花学園の4点リードで終了した。

 第2クォーターに入り、桜花学園は順調にリードを広げていく。それでも大阪薫英の粘りでその差は広がらないが、終盤、速攻も出るようになり、この10分間を24−15として、前半を45−32と13点のリードで折り返した。

 後半に入っても桜花学園がリードを守り着実に試合を進めていく。大阪薫英に3ポイントシュートを決められるも得点を15に抑え、主導権を渡さない。65−47と18点リードでで最後の10分へ。

 最終クォーター、桜花学園はプレーの強度を最後まで落とすことなく、試合を進めてく。そして、最終スコア94−65で勝利。3大会連続25回目の優勝を果たした。

■試合結果
大阪薫英女学院 65-94 桜花学園
大阪薫英女学院|17|15|15|18|=65
桜 花 学 園|21|24|20|29|=94

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