2021.08.16

平下愛佳が23得点を挙げフランスを撃破…U19女子日本代表は9位で大会を終える

23得点9リバウンドを挙げ、日本を勝利に導いた平下[写真]=fiba.com
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 8月16日、女子日本代表(FIBAユースランキング11位)がFIBA U19女子ワールドカップの9〜10位決定戦でフランス代表(同3位)と対戦した。

 最終戦となるフランス戦は、連続失点からスタートするが、日本は田中平和(白鷗大学)のバスケットカウントや平下愛佳(トヨタ自動車アンテロープス)の3ポイントシュートで応戦する。終盤まで拮抗した展開となるが、山田葵(筑波大学)の長距離砲と粟谷真帆(筑波大学)の得点で突き放し、第1クォーターを21-16とリードして終える。

 続く第2クォーター、フランスに連続3ポイントを決められ、一時は逆転を許してしまう。それでも日本は、平下の連続得点でリードを奪い返すと、江村優有(早稲田大学)と舘山萌菜(白鷗大学)が追加点を重ね、34-26と点差を広げて試合を折り返した。

 迎えた第3クォーター、平下と江村が3ポイントを立て続けに決めるなど、日本が大きく点差を広げる展開に。一時は20点ものリードを奪うが、終盤にはフランスに連続11得点を許してしまい、53-41と12点差で最後の10分間へ。

 勝負の最終クォーター、荻田美(筑波大学)や田中が得点を重ねるが、日本は徐々に点差を詰められていく。中盤には1ケタ点差にされるが、舘山と平下が追加点を奪いリードを譲らず、最終スコア68-62で勝利を収めた。

 日本は平下が23得点9リバウンドと躍動すると、江村が13得点、舘山と田中が9得点をマーク。順位決定戦を3連勝し、9位で今大会を終えた。

■試合結果
日本 68-62 フランス
日  本|21|13|19|15|=68
フランス|16|10|15|21|=62

■FIBA U19女子ワールドカップ 最終順位

優勝:アメリカ
2位:オーストラリア
3位:ハンガリー
4位:マリ
5位:カナダ
6位:チェコ
7位:スペイン
8位:ロシア
9位:日本
10位:フランス
11位:イタリア
12位:エジプト
13位:韓国
14位:チャイニーズ・タイペイ
15位:アルゼンチン
16位:ブラジル

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