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10月22日、Wリーグ第2節、東京羽田ヴィッキーズと富士通レッドウェーブが行われた。昨シーズンは新型コロナウイルス対策のため、全試合がWリーグの主管ゲームとなったため、東京羽田が大田区総合体育館でホームゲームを行うのは2シーズン振りとなる。
両チームともに今シーズンの初戦を迎え、先発には東京羽田が秋元千那実、軸丸ひかる、鷹のはし公歌、小笠原美奈、奥田花、対する富士通は町田瑠唯、篠崎澪、中村優花、内尾聡菜、宮澤夕貴が名前を連ねた。
試合開始から積極的にリングにアタックした両チーム、富士通は中村、東京羽田は軸丸がシュートを決めてペースを作る。しかし、開幕戦ということもあり、シュートもなかなか決まらない場面もあり、14−14の同点で最初の10分を終える。
第2クォーターに入ると、ベンチスタートだったオコエ桃仁花が持ち前の突破力を見せてバスカンを奪うなどして、次第に富士通ペースに。司令塔の町田がチームメートの得点を引き出し、32−24と8点リードで折り返した。
後半に入り、東京羽田は鷹のはしが3ポイントシュートを決めて挽回を図ろうとするが、富士通は内外とバランス良く攻撃を仕掛け、主導権を渡さない。ディフェンスでもタフショットを強いる場面が多くなり、次第に点差が開いていった。
最終スコアは76−48で富士通が勝利。3ポイントの成功数は富士通の9本に対して、東京羽田が11本とリードを奪ったが、2ポイントの成功率が富士通の56.8%に対して、東京羽田は18.2パーセントと、この差がスコアに表れたと言えるだろう。
個人スタッツを見ると、オコエが15得点で両チーム含めて得点リーダーに。町田が14得点8アシスト、篠崎が13得点、宮澤が7得点12リバウンドと、東京オリンピックに出場した4名が額面通りの活躍を見せた。対する東京羽田は軸丸が14得点、鷹のはしが12得点を挙げるも、他の選手の得点が抑えられたのが痛かった。
この対戦は翌日も大田区総合体育館で行われ、ティップオフは18時を予定している。