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15得点を挙げ、トヨタ自動車をけん引した馬瓜エブリン（右）［写真］＝伊藤 大允
4月9日、国立代々木競技場第二体育館（東京都）で、第23回Wリーグプレーオフのセミファイナルが行われ、トヨタ自動車アンテロープス（2位）はシャンソン化粧品シャンソンVマジック（6位）と対戦した。
試合の出だしこそ互いに得点を奪い合う展開となったこの試合だが、次第にトヨタ自動車がリードを獲得すると、第1クォーター中盤には11－2のランを繰り出し、一気に抜け出すことに成功。最初の10分を21－14で終えた。
続く第2クォーターでもトヨタ自動車は馬瓜エブリンやシラソハナファトージャらが得点を重ね、リードを拡大。トヨタ自動車はシャンソンのディヤイファトーのインサイドアタックに手を焼くことになるが、38－28と2ケタ差をつけて試合を折り返した。
後半に入ってもトヨタ自動車の勢いは止まらず、馬瓜ステファニーやソハナ、山本麻衣らが起点となってスコアを伸ばし、瞬く間に点差を20点に。その後、シャンソンの野口さくらに詰め寄られるが、59－43と16点差をつけて第3クォーター終了。
第4クォーターではシャンソンの小池遥に立て続けに得点を許し、点差を縮められることになるが、ここでも馬瓜（エ）や山本が踏ん張り、逆転は許さない。試合終盤には、トヨタ自動車は反撃を仕掛け、23点までリードを広げたところでタイムアップ。80－57でトヨタ自動車がセミファイナル初戦を制した。
トヨタ自動車は馬瓜姉妹の妹であるステファニーがチームトップの19得点をマーク。次いで姉のエブリンが15得点、ソハナが14得点を挙げたほか、2選手が2ケタ得点をマークした。対するシャンソンは小池が17得点、野口が奮闘したが、トヨタ自動車の勢いを止めることはできなかった。
■試合結果
トヨタ自動車アンテロープス 80－57 シャンソン化粧品シャンソンVマジック
トヨタ自動車｜21｜17｜21｜21｜＝80
シャンソン｜14｜14｜15｜14｜＝57
