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Wリーグは3月28日、「第24回Wリーグ プレーオフ」、4月1日のセミクォーターファイナル、2日のクォーターファイナルに向け、リモートでの会見を実施した。
レギュラーシーズン6位のトヨタ紡織サンシャインラビッツは4月1日のセミクォーターファイナルでシャンソン化粧品シャンソンVマジック(同7位)と激突する。スキルフルなドライブに加え、要所での得点力にも信頼を置かれるキャプテンの坂本美樹が会見に応じた。
「レギュラーシーズン通してディフェンスの部分では機能している」と話し、トヨタ紡織の武器である粘り強いディフェンスへの自信を覗かせた坂本。一方で「シュートパーセンテージだったり、得点があまり伸びていない」とオフェンス面では、課題の残るレギュラーシーズンだったと明かした。
キープレーヤーとして2人の名前を挙げた坂本。1人目は、まさに堅守なディフェンスを体現する東藤なな子。そして2人目は、トヨタ紡織4シーズン目を迎え、なくてはならないチームの得点源として活躍する加藤優希。「2人とも序盤より調子が上がってきているし、攻守において起点となる選手なので安定したプレーでチームを引っ張ってくれると思います」とチームメイトを評した。
対戦するシャンソンには、僅差ながらも連敗を喫している今シーズン。「(シャンソンは)中と外のバランスが良く、リーグ戦ではやられてしまった」と振り返った。それでも、「全員バスケットで、全員が適応力のあるディフェンスで守りたいと思います」と勝機を見出す。「相手のやりたいバスケットをやらせずに、自分たちのやりたいバスケットを40分間できるように戦い抜きたいと思います」とプレーオフでのリベンジに燃えた。