2022.06.18

女子日本代表がトルコ代表に28点差大勝…オコエと宮澤が攻撃をけん引

第1クォーターに立て続けに得点を挙げ、チームを勢いづけたオコエ[写真]=伊藤大允
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 6月18日、千葉ポートアリーナで「三井不動産カップ2022(千葉大会) 女子国際強化試合」が行われ、女子日本代表が女子トルコ代表が対戦した。

 東京オリンピックで銀メダルを獲得した日本(世界ランキング8位)とトルコ(同9位)が激突。日本は安間志織(UMANA REYER VENEZIA)、髙田真希(デンソーアイリス)、東藤なな子(トヨタ紡織サンシャインラビッツ)、赤穂ひまわり(デンソー)、オコエ桃仁花(富士通レッドウェーブ)がスターティング5を務めた。

 第1クォーター、日本はトルコに先制を許すもオコエの5連続得点や宮澤夕貴(富士通)のゴール下での得点で対抗。中盤には東藤やオコエがアウトサイドからシュートを射抜き、徐々に点差を広げていく。

 27-12と日本がリードして迎えた第2クォーター、立ち上がりに赤穂の積極的なアタックで得点するも、その後は思うようにポイントを挙げられない時間帯が続く。それを見て恩塚亨ヘッドコーチがタイムアウトで立て直しを図ると、吉田舞衣(シャンソン化粧品シャンソンVマジック)や安間が得点して状況を打破。後半は順調にスコアを伸ばし、52-23で試合を折り返した。

 日本が29点と大量リードで突入した第3クォーターは得点のペースが落ちたものの、宮澤や平下愛佳(トヨタ自動車アンテロープス)らが着実に得点。最終クォーターこそ相手に得点で上回られるも、 それまでのリードを守り抜き77-49で勝利を収めた。

 勝利した日本はオコエが両チーム最多の15得点、宮澤が14得点をマーク。その他の選手も満遍なく得点を記録し、バランスのいいオフェンスを披露した。

■試合結果
女子日本代表 77-49 女子トルコ代表
日本|27|25|19|6|=77
トルコ|12|11|11|15|=49

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