2022.06.17

日本代表、史上2度目となるU17W杯出場が決定! U16アジア選手権準々決勝でインドに7点差勝利…川島悠翔が32得点17リバウンド

得点を挙げて勝利に貢献した川島
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 6月14日、カタールにて「FIBA U16アジア選手権」の決勝トーナメント クォーターファイナルが行われ、U16男子日本代表がU16インド代表と対戦した。

 予選ラウンドを2連勝で終え、グループCを1位で通過した日本。この試合も勢いそのままに序盤からインドを攻め立てる展開となり、川島悠翔(福岡大学附属大濠高校2年)が第1クォーターだけで12点を挙げるなど躍動。チームとしても26-16とリードして最初の10分間を終える。

 続く第2クォーターはインドに試合のペースを握られる時間もあり、一時は2点差まで迫られることに。しかし、小川瑛次郎(CF/羽黒高校2年)と川島が続け様に3ポイントを沈めると、石口直(東海大学付属諏訪高校3年)や内藤耀悠レバンガ北海道U18)の好守や渡辺伶音(福岡大学附属大濠高校1年)のオフェンスリバウンドからの得点も光り、再びリード広げていく展開に。前半終了間際には小川のこの試合4本目となる3ポイントが決まり、50-35と15点差で後半へ。

 後半に入ると日本はファウルトラブルに苦しむことに。第3クォーターだけでフリースローで11得点を奪われる苦しい展開のなか、川島や石口が奮闘するも、68-63と5点差まで迫られて最終クォーターへ。

 最後の10分間も立ち上がりはインドペースとなり、ついに点差は1点に。それでも、小川の3ポイントや川島の積極的なアタックからの得点で逆転は決して許さない。日本は徐々にペースを取り戻していくと、武藤俊太朗(開志国際高校3年)のスティールからの得点も飛び出し、試合時間残り4分時点で点差は7点に。このリードを最後まで譲ることなく、最終スコア90-84で日本が辛くも勝利した。

 個人成績に目を向けると、日本は川島が5本の3ポイントを含み32得点17リバウンドとダブルダブルを達成。小川も5本の3ポイントを含む21得点で続き、渡辺が12得点、武藤と石口も11得点と5選手が2ケタ得点をマークした。

 勝利した日本はベスト4に進出したことで、7月2日から10日にかけてスペインで開催される「FIBA U17 ワールドカップ」の出場権を獲得。日本がU17ワールドカップへ出場するのは、八村塁前田悟牧隼利らが出場した2014年大会以来2度目となる。

 なお、18日に行われるセミファイナルではイラン代表対ニュージーランド代表の勝者と対戦する。

 ■試合結果
日本 91-84 インド
日 本|26|24|18|23|=91
インド|16|19|28|21|=84

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