2022.06.15

U16アジア選手権、日本がグループを首位通過…川島悠翔が躍動してフィリピンに白星

26得点18リバウンドと日本をけん引した川島[写真]=fiba.com
バスケ情報専門サイト

 6月14日、カタールにて「FIBA U16アジア選手権」の予選ラウンド最終戦が行われ、U16男子日本代表がU16フィリピン代表と対戦した。

 初戦のクウェート戦に快勝した日本は、ルーニー慧(正智深谷高校3年)、武藤俊太朗(開志国際高校3年)、川島悠翔(福岡大学附属大濠高校2年)、内藤耀悠レバンガ北海道U18)に加え、渡辺伶音(福岡大学附属大濠高校1年)を新たにスターターとして起用した。

 接戦となった第1クォーター、川島が2本の3ポイントシュートを含む12得点とチームをけん引し、17-14と日本がリードを奪う。

 続く第2クォーターでも川島が得点を伸ばすと、チーム最年少の渡辺も存在感を発揮。オフェンスリバウンドから得点を挙げた渡辺は3ポイントも沈め、35-24と日本の2ケタリードで試合を折り返した。

 迎えた第3クォーター、石口直(東海大学付属諏訪高校3年)がレイアップで得点を重ねると、終了間際には小川瑛次郎(羽黒高校2年)の3ポイントも決まり、49-38で最終クォーターへ。

 第4クォーターではフィリピンに点差を詰められる展開となるも、小川の連続3ポイントなどで日本が点差を保つ。終盤には4点差まで詰め寄られるも、最後は73-67で日本が逃げ切り、2連勝を飾った。

 グループCを1位で通過し、ベスト8入りを決めた日本は、川島が3本の3ポイントを含む26得点18リバウンド、渡辺が16得点9リバウンド、小川が4本の3ポイントを含む14得点、石口が9得点7アシストをマーク。

 決勝トーナメントは12チームで争われ、シードの日本はインドとインドネシアの勝者と対戦。上位4チームに与えられる「FIBA U17 ワールドカップ」への出場権をかけた重要な一戦は、17日に行われる。

■試合結果
日本 73-67 フィリピン
日   本|17|18|14|24|=73
フィリピン|14|10|14|29|=67

男子日本代表の関連記事