2022.06.20
6月19日(現地時間18日)、「FIBA U16アジア選手権」の決勝トーナメント セミファイナルがカタールにて開催され、U16男子日本代表はU16ニュージーランド代表と激突した。
インド代表とのクォーターファイナルを制し、勢いに乗る日本。この日も立ち上がりは上々で、川島悠翔(福岡大学附属大濠高校2年)や石口直(東海大学付属諏訪高校3年)らが積極的に得点を狙うと、29-13と大きくリードに成功し最初のクォーターを終える。
続く第2クォーター、ややペースが失速するものの、日本はレイアップやフリースローで堅実に得点を重ねていく。中盤以降も内藤耀悠(レバンガ北海道U18)が好守で相手にペースを握らせず、残り約1分には川島が3ポイントシュートを沈めリードは20点に。終了間際にも2本のフリースローを成功させ、54-31と23点を先行し試合を折り返した。
迎えた後半、日本はやや得点ペースが落ち着くものの、堅守でニュージーランドの得点を抑える。残り約6分には小川瑛次郎(羽黒高校2年)がフローターを成功すると、続けざまに3ポイントシュートをヒット。わずかに盛り返されるが73-54と日本が19点をリードし、試合は最終クォーターへ。
ラストの10分間も好調なパフォーマンスを見せる川島。レイアップやフローターなどで着実にポイントを奪うと、武藤俊太朗(開志国際高校3年)も3ポイントシュートやスティールで加勢し、主導権を渡さない。その後も点差をキープし続け、99-79で日本が勝利を収めた。
この大会史上初となる決勝進出を果たした日本は、川島が38得点7リバウンドの大暴れ。武藤がフィールドゴール成功率83.3パーセントの14得点で続き、内藤が13得点、小川が10得点をマークしている。また、石口は9得点に加えチームトップの9アシストを記録した。
なお、20日の午前2時15分より開催される決勝戦では、オーストラリア代表との対戦が予定されている。
■試合結果
ニュージーランド 79-99 日本
ニュージーランド|13|18|23|25|=79
日本 |29|25|19|26|=99
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