2026.01.31
1月29日、Bリーグで初導入された新入団選手ドラフト『Bリーグドラフト2026』が開催された。華やかな夢舞台への一歩を踏み出す選手がいる一方で、惜しくも指名漏れとなった選手もいる。日本体育大学4年生の月岡熙もその1人だった。
月岡は174センチ70キロのポイントガード。昌平高校時代は全国の舞台と縁がなかったが、日本体育大学へ進学すると、有力選手が集う関東1部で才能を発揮し注目を集める存在となった。1位指名権を獲得したサンロッカーズ渋谷が主催したプレドラフトワークアウトにも招待され、ドラフト当日は“指名の可能性がある選手”としてBリーグから声がかかり会場入り。世代トップクラスのガードの一人として、プロからも注目されていたのは確かだった。
「やっぱりこの会場に呼ばれた選手、呼ばれていない選手がいる中で、会場に呼んでいただいて、すごいうれしく思っていました。けど、やっぱりドラフトが近づくにつれて不安な気持ちとか、自分は呼ばれるんだろうかというような想像だけが膨らんで、不安でした」
ドラフトの余韻が残る会場で、月岡は丁寧に言葉を選びながら取材に対応。「これからBリーグの改革という中で、一番トップのリーグでやるっていうことは、すごい厳しい世界なんだなっていうふうに、今回のドラフトを受けて思いました」と語り、厳しい現実と向き合った。
ただ、Bリーグのドラフトは今秋に開幕する新B1『Bプレミア』のクラブを対象としたもので、指名されなかったからといってプロ入りの道が閉ざされるわけではない。今後はBワンやBネクストといった下位カテゴリーからBリーグ入りを目指し、将来的にBプレミア所属クラブへの移籍を狙う道も残されている。
プロ入り一本で進路を模索している月岡は「自分ができるところでやりたい」と、下位カテゴリーのクラブからのオファーを待っている状況を明かしつつ、「目指していたところには届かなかったんですけど、やっぱり、いずれはプレミア、一番レベルの高いところでやりたいという気持ちはずっとあります」と、あらためて国内最高峰への思いも表明。「今回選ばれなかった理由は自分にあると思うので、課題を克服して、またプレミアという舞台でできるように、これから頑張っていきたいなというふうに思っています」と前を向いた。

[写真]=西山陽
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