2022.06.20

日本をけん引した川島悠翔がU16アジア選手権のMVPを受賞…平均26.6点で得点王に

ベスト5に選ばれた川島(中央)と石口(右端)[写真]=fiba.com
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 6月20日、カタールにて「FIBA U16アジア選手権」の決勝戦が行われ、U16男子日本代表がU16オーストラリア代表と対戦した。

 日本は後半に大きく突き放され、63-94でオーストラリアに敗戦。惜しくも優勝を逃したが、過去最高成績となる準優勝を果たした。

 大会ベスト5には唯一、日本から2名が選出され、石口直(東海大学付属諏訪高校3年)と川島悠翔(福岡大学附属大濠高校2年)が受賞した。

 石口は準々決勝のインド戦からスターター起用されると、全5試合で平均8.4得点5.2アシスト1.4スティールをマークし、日本の司令塔を務めた。

準決勝のニュージーランド戦では、9得点9アシストをマークした石口[写真]=fiba.com

 また、エースとして日本をけん引し続けた川島は、全5試合で平均26.6得点11.2リバウンド2.2アシスト1.2スティールと圧巻のパフォーマンスを披露。今大会の得点王となると、大会MVPにも選ばれた。

 川島は65点差の快勝となった大会初戦のクウェート戦こそ、14得点7リバウンドと控えめなスタッツだったが、続くフィリピン戦では26得点18リバウンドと躍動。

 さらに、決勝トーナメントに入ると、インド戦では32得点17リバウンド、準決勝のニュージーランド戦でも38得点7リバウンドと輝きを放ち、決勝でも23得点7リバウンドと強豪・オーストラリアを相手に存在感を示した。

 日本は今大会の結果により、7月2日から10日にかけてスペインで開催される「FIBA U17ワールドカップ 2022」への出場権を獲得。今大会で大きく成長した若き日本代表は、通算2度目の出場となるU17ワールドカップへ挑戦することとなる。

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