2024.03.20
2月29日、Bリーグ・島田慎二チェアマンのポッドキャスト番組『島田のマイク』第174回が配信され、パリ2024オリンピック出場権を獲得した女子日本代表や、海外のユースチームも参戦した「B.LEAGUE U18 INTERNATIONAL CUP 2024」について語った。
バスケットボール女子日本代表(FIBAランキング9位)は、2月8日から11日にかけてハンガリーで開催された「FIBA女子オリンピック世界最終予選2024」で強豪揃いの“死の組”に入ったが、格上のスペイン代表(同4位)とカナダ代表(同5位)を破り、見事に五輪出場権を獲得。島田チェアマンは「東京オリンピック銀メダリストですから、ファンの皆様はなんとなく『いけるんじゃないの?』という見方もあったと思いますけど“死の組”ですよ」と、大激戦を振り返り、「恩塚ヘッドコーチも選手のみなさんも、あのプレッシャーの中でああいう勝ち方ができるのは素晴らしいなと思いました」と称賛した。男子に続き、女子も厳しい戦いを経て五輪切符をつかみとり、「今回の結果でチームも相当成長したと思いますし、本戦になればまたどこが勝つかわからない混戦になると思う。頑張ってほしいですね」とエールを送った。
また、Bリーグ関連の話題では、2月10日から12日にかけて、国立代々木競技場第二体育館にて、クラブユースの国際大会『B.LEAGUE U18 INTERNATIONAL CUP 2024』が開催された。Bリーグからはレバンガ北海道U18、名古屋ダイヤモンドドルフィンズU18、千葉ジェッツU18、琉球ゴールデンキングスU18の計4チームが参戦。海外から広東宏遠U18(中国)とフラポートスカイライナーズU18(ドイツ)が来日し、全6チームでタイトルが争われた。
今大会はフラポートスカイライナーズU18が優勝、レバンガ北海道U18が準優勝したが、「コロナがあってずっとできなかった海外チームを招聘できたのは意義深い」と島田チェアマン。「世代別のドイツ代表や、2メートル超えの選手が4、5人いたり本当に大きい。(Bユースの選手は)最初にゲームしたときはびっくりしちゃったみたいで、こんなにデカい人とやることないから戸惑った、と。ただ、試合を重ねていくに連れて対応していくようになっていった」と、Bユースの選手達にとっては貴重な刺激を受ける経験になったとコメント。
まだBリーグU18は創設3年目という新しいカテゴリーではあるものの、「こういう国際試合があることがモチベーションになりますし、この世代で世界を経験できるのはBユースの価値だとも思う」とも語り、「試合に出ることももちろんですけど、その空気を感じる機会を含めて、成長できる機会を少しでもプッシュしていきたいとあらためて思いました」と、今後もリーグとして育成年代の環境充実を図っていく考えを示した。
番組内では、その他にも、かつて島田チェアマンが球団社長を務めていた千葉ジェッツのホームゲームでスピーチしたエピソード、『全国ドライバー応援プロジェクト』の新コーナーなど、ポップにトークを繰り広げた。
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