2018.08.26

車いすバスケ代表、オランダに競り勝つ…9位で世界選手権終了

オランダとの順位決定戦を制した日本代表 [写真]=Getty Images
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 8月25日にドイツのハンブルクで「2018車いすバスケットボール世界選手権大会」の9-10位決定戦が行われ、男子日本代表がオランダ代表と対戦した。

 試合は0-3で迎えた開始1分47秒に鳥海連志(パラ神奈川SC)、同2分11秒に秋田啓(岐阜シャイン)が連続得点をマーク。序盤から一進一退の展開となったが、残り1分30秒に秋田の得点で勝ち越しに成功した。第2クォーターに入っても接戦の模様は変わらず、残り1分28秒からの連続失点などで25-29。4点ビハインドで試合を折り返した。

 第3クォーターは序盤に3連続失点を喫し、開始1分52秒の時点で25-35と10点ビハインド。しかしタイムアウト、選手交代で立て直しを図ると、徐々に点差を縮めていき、残り18秒に古澤拓也(パラ神奈川SC)が逆転の3ポイントを沈めた。拮抗した第4クォーターは、53-54で迎えた試合終了残り50秒に鳥海が得点を決め、そのまま逃げきり。最終スコア55-54で競り勝ち、9位で大会を終えた。

■試合結果
日本 55-54 オランダ
JPN|15|10|12|18|=55
NLD|13|16|6|19|=54