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通算得点で歴代10位に浮上したジェームズ・ハーデン「自分が積み上げてきた努力の証」

ハーデンが通算得点で歴代トップ10入り[写真]=Getty Images
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 ロサンゼルス・クリッパーズは、12月7日(現地時間6日、日付は以下同)に敵地ターゲット・センターで行われたミネソタ・ティンバーウルブズ戦を106-109で落として2連敗を喫し、翌8日を終えてウェスタン・カンファレンス14位の6勝18敗となった。

 現状、クリッパーズはプレーイン・トーナメントへ進出可能な最終枠にいる10位のポートランド・トレイルブレイザーズ(9勝15敗)とも3.0ゲーム離れているため、ここから巻き返せなければプレーオフ連続出場が3シーズンで途切れてしまう可能性がある。

 そうした中、クリッパーズ在籍3年目をプレーするジェームズ・ハーデンは、ウルブズ戦でゲームハイの34得点4スティールに5リバウンド6アシストを奪取。NBAキャリア17年目をプレーするベテランガードは、レギュラーシーズン通算得点を2万8303へ伸ばし、カーメロ・アンソニー(元デンバー・ナゲッツほか/2万8289得点)を抜いてNBA歴代10位へ順位を上げた。

「ありがたいね。自分がこれまで積み上げてきた努力の証だ。特にメロのように、このリーグへ多大な貢献をしてきた選手と一緒の枠に入ることができて光栄だ」

 試合後にそう語ったハーデンは、今シーズン23試合に出場して平均26.8得点5.4リバウンド8.3アシスト1.2スティールを記録している。平均得点はここ6シーズンで最も高く、ヒューストン・ロケッツ在籍時の2019-20シーズン(平均34.3得点)以来のハイアベレージ。

 あと294得点を上積みできれば、ハーデンは9位にいるシャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズほか/2万8596得点)を超えることになる。今シーズン途中で長期離脱にでも見舞われない限り、歴代9位に浮上するだろう。

 196センチ99キロのハーデンは、ガードの選手で歴代3位の高得点をたたき出している。彼の上にいるのは歴代5位のマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか/3万2292得点)、同4位のコービー・ブライアント(元レイカーズ/3万3643得点)の2選手のみ。

 そしてハーデンが10位に入ったことで、1位のレブロン・ジェームズ(レイカーズ/4万2297得点)、8位のケビン・デュラント(ロケッツ/3万1051得点)と合わせて、歴代トップ10スコアラーに現役から3人も名を連ねることとなった。

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