2017.09.02

レイカーズが罰金約5500万円、ジョージの代理人との交渉がNBA規定違反と認定

今オフシーズンにペイサーズからサンダーへ移籍したポール・ジョージ [写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 NBAは9月1日(現地時間8月31日)、選手との交渉規定に違反したとして、ロサンゼルス・レイカーズに50万ドル(約5500万円)の罰金処分を科したことを発表。ワッチェル・リプトン・ローゼン&カッツ法律事務所の調査後に決定された。

 リーグによると、問題となったのはレイカーズのゼネラル・マネージャーを務めるロブ・ぺリンカ氏の発言。ポール・ジョージ(オクラホマシティ・サンダー)がインディアナ・ペイサーズ在籍時、ジョージの代理人と接触した際、獲得に関心がある旨を伝えたとのことだ。NBAでは球団が他チームの契約選手と契約交渉を行うことを禁止しており、ペイサーズは8月21日(同20日)、レイカーズに対する調査をリーグに要請していた。

 レイカーズのぺリンカ氏は、チームの公式HPをとおして「この件に関するNBAの決定について、私たちは尊重し、受け入れます。ロサンゼルス・レイカーズを代表して、ファンの方々、NBAに対してお詫び申しあげます」とコメント。また、チームの弁護人を務めたアダム・ストレイサンド弁護士は、「今回の徹底的な調査が終了したことをうれしく思っております。今後レイカーズは、再びこのような問題が起こらないことをファンの方々に保証いたします」と話した。

 なお、ジョージとレイカーズが契約合意に至ったとの証拠は見つかっていない。

ポール・ジョージの関連記事