2018.04.19
3月29日(現地時間28日)、ミネソタ・ティンバーウルブズのセンター、カール・アンソニー・タウンズが、アトランタ・ホークス戦でキャリアハイの56得点を挙げる大爆発で126-114と勝利へ導いた。
Karl-Anthony Towns caught fire and scored a @Timberwolves single game franchise record of 56 PTS in the win! #AllEyesNorth pic.twitter.com/phVywSEXpU
— NBA (@NBA) March 29, 2018
キャリア3年目をプレーする22歳のタウンズは、フィールドゴール32投中19本成功、そのうち3ポイントシュートを8投中6本も沈めた。さらに、15投中12本のフリースローを成功させて56得点。15リバウンド4アシストも記録し、リーグ有数のビッグマンであることを証明してみせた。
試合後、現地メディア『AP』へ「(今夜は)ボールが僕の方へ渡ってきた。これは僕がシュートするというサインだと察したんだ。『50得点まで、あと8点、あと6点だぞ』って皆が教えてくれた。でも僕はそんなこと全然考えていなかった。勝つための方法を探そうとしていただけなんだ」と謙虚に語ったタウンズ。チームメートのサポートがあったからこそ、この快記録が生まれたのである。
これまでのウルブズのフランチャイズ史上最多得点は、2015年1月14日(同13日)にモー・ウィリアムズ(現未所属)がマークした52得点。この日、タウンズは22歳にしてこの記録を塗り替えたこととなる。
また、『ESPN Stats & Info』によると、タウンズはシャックことシャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズほか)以来、50得点15リバウンド以上を挙げた最も若い選手となった。
シャックはオーランド・マジックに在籍していた1994年4月21日(同20日)のウルブズ戦で、53得点18リバウンドを記録していた。当時シャックは22歳と45日で、タウンズは22歳と133日という若さだった。
なお、タウンズはこの試合でも得点とリバウンドによるダブルダブルを記録した。これで今季63回目となり、2位のアンドレ・ドラモンド(デトロイト・ピストンズ/56回)との差を広げ、リーグトップを独走中だ。
前日までウエスタン・カンファレンス8位だったウルブズは、7位のユタ・ジャズがボストン・セルティックスに敗れたことで、ウエスト7位に浮上。しかし、1つの勝ち星で順位が変動するというサバイバルレースのため、タフな状況は続いていく。
好材料としては、残り6試合のうち、プレーオフ出場圏外のチームとの試合が3つ組まれていること。この試合で取りこぼしをせずに確実に勝利することで、04年以来初となるプレーオフ出場が大きく近づくことだろう。
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