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6月9日(現地時間8日)にクイックン・ローンズ・アリーナでNBAファイナル第4戦が行われ、シリーズ3連勝中のゴールデンステート・ウォリアーズがクリーブランド・キャバリアーズと対戦した。
第3戦と同じステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ケビン・デュラント、ドレイモンド・グリーン、ジャベール・マギーの5人で試合に臨んだウォリアーズ。試合序盤からマギーのインサイドを活かしながら得点を重ねて10-3と抜けだすと、開始3分13秒にカリーがこの日初の3ポイントをさく裂。好スタートに成功したが、レブロン・ジェームズのフェイダウェイ、ケビン・ラブの3ポイントなどで13-11と迫られた。しかしタイムアウト直後、アンドレ・イグダーラ、カリー、グリーンで3連続3ポイントをマーク。詰め寄られては引き離す展開で、34-25で第1クォーターを終えた。
しかし第2クォーターに入ると、キャブスにペースを握られる。ベンチから出場のジェフ・グリーン、ラリー・ナンス・ジュニアなどに得点を許し、開始約5分間で4-14。接戦に持ちこまれるも途中出場のジョーダン・ベルがつないでいく。58-52で迎えた残り20秒、マギーがJR・スミスの3ポイントをブロック。その直後、最後の攻撃を託されたカリーがレブロンを越す3ポイントを成功し、61-52で試合を折り返した。
第3クォーターはトンプソン、カリー、マギーの連続得点でスタート。すると相手のオフェンスミスから順調に得点を積みあげ、点差を広げにかかる。トンプソンがこの12分間だけで10得点と奮闘し、86-65と21点のリードを奪った。
第4クォーターは最初の得点こそ与えたが、開始49秒にカリーが3ポイントを記録。同2分15秒にも長距離砲を沈めるなど、手を緩めることなく試合を進める。イグダーラのダンク、デュラントのブロックもあり、97-74と23点差で序盤約5分間を終了。すると、残り4分7秒にキャブスがレブロンを、同2分47秒にウォリアーズがカリー、トンプソン、デュラント、グリーン、イグダーラをそれぞれベンチに下げたことで、試合の行方はほぼ決着。最終スコア108-85で勝利を収めたウォリアーズが、スウィープでファイナルを制し、NBA2連覇を成し遂げた。
なお、デュラントがファイナルMVPを獲得した。