2019.06.25

制限なしFAとなったファイナルMVP、カワイ・レナードはラプターズとの再契約濃厚か?

ラプターズをフランチャイズ史上初優勝へと導いたレナード[写真]=Getty Images
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大学時代までカリフォルニア州で過ごしたレナードは、ラプターズ残留が最有力

 6月24日(現地時間23日)、トロント・ラプターズカワイ・レナードが来季のプレーヤーオプションである約2,130万ドル(約22億7,910万円)を破棄し、今夏制限なしフリーエージェント(FA)になることが明らかとなった。

 昨夏サンアントニオ・スパーズからトレードで加入したレナードは、ラプターズの大黒柱として獅子奮迅の活躍。プレーオフでは平均39.1分30.5得点9.1リバウンド3.9アシスト1.7スティールをマークし、ラプターズを創設24年目で初の優勝へと導く殊勲者に。

 6月29日に28歳の誕生日を迎えるレナードはカリフォルニア州リバーサイド生まれ。キング高校(リバーサイド)、サンディエゴ州立大学と、NBA入りまでをずっとカリフォルニア州で過ごしてきたことから、ロサンゼルス・レイカーズとロサンゼルス・クリッパーズは以前からレナードの移籍先として有力候補となっていた。

 しかし、現地メディア『Yahoo! Sports』はレナードがラプターズと再契約を結ぶことが濃厚だと報じている。金銭面で見ても、他チームと契約するよりもラプターズと再契約すれば高額契約を結ぶことが可能。今夏レナードは5年で最大1億9,000万ドル(約203億3,000万円)を手にすることができる。

 ファイナル終了後、『ESPN』を筆頭に複数の現地メディアはレナードの移籍先候補として、クリッパーズ、レイカーズを挙げていたものの、レナードはディフェンディング・チャンピオンのエースとして、来季を迎えることが濃厚なようだ。

ラウリー(右)らと共に、レナード(左)はジャパンゲームズにも来てくれそうだ[写真]=Getty Images

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