2019.10.10
6月18日(現地時間17日)、NBA初優勝を成し遂げたトロント・ラプターズのチャンピオンシップパレードが、トロントで開催された。
150万人以上が集まり、地元チームのフランチャイズ史上初優勝を祝福する記念すべきパレードながら、4人が銃撃されて負傷、3人が逮捕されることになったのだが、トロント警察のチーフを務めるマーク・サウンダースによると、銃撃された4名は命に別状はないという。
パレードでは創設24シーズン目でNBAチャンピオンとなった選手たちが集結。カイル・ラウリーはデーモン・スタッダマイヤー(元ラプターズほか)のジャージーを身にまとって登場。その理由について、ラウリーは地元メディア『Toronto Sun』へこう語っていた。
「彼はこの地で初めてドラフトされた選手。すばらしいフランチャイズの始まりから、この組織がどれほど長く続いていたか、その記憶を表現するようなものさ。僕が着用しているのはオリジナルのジャージーなんだ」。
NBAファイナルの期間中、スタッダマイヤーをはじめ、モーリス・ピーターソンやクリス・ボッシュ(共に元ラプターズほか)、トレイシー・マグレディ(元オーランド・マジックほか)など、ラプターズでプレー経験のある選手たちがホームのスコシアバンク・アリーナに笑顔で登場するなど、OBたちの功績を称えるシーンも印象的だった。
来季を迎えるうえで、やはり気になるのはフリーエージェント(FA)たちの去就。制限なしFAとなるダニー・グリーンは「ラプターズと再契約したい」と現地メディアに語っているのだが、プレーヤーオプション(PO)を破棄して制限なしFAになることができる権利を持つカワイ・レナードとマルク・ガソルの動向は気になるところ。
パレードでワインをボトルで一気飲みしたガソルは先日、『The Athletic』へ「プレーヤーオプションについて検討していない。今は(優勝を)祝福する時で、この瞬間を楽しんでいる」と語っており、今夏POを行使して残留する可能性が十分ある。
サングラスを着用して葉巻を加えながらパレードを楽しんでいたレナードは、同メディアへ「最高の経験だった。母なる自然の中で、四季を経験することができたよ。ファンの皆はすばらしかったしね。カナダで人々と会うことは、ただただ楽しかったよ」とコメントするも、PO行使についてはノーコメントを貫いた。
ラプターズのバスケットボール運営部門代表を務めるマサイ・ウジリは、優勝を決めた日、複数の現地メディアの前で「別に(トロントを)誇大宣言しているわけじゃない。我々は彼(レナード)へ、トロントがあらゆる面でNBAにおいていい場所なんだということを示したかった。彼のチームメートたちやメディカルスタッフ、カナダという国、ファン、メディア、報道という部分で、私は彼に見せることができたと思ってる」と語っており、少なくともラプターズ加入時よりも良い印象を与えることができたようだ。
POの行使あるいは破棄に関するデッドラインは6月30日(同29日)。ガソルとレナードが、残り約1週間でどんな決断を下すのか、引き続き追いかけていきたい。
楽天モバイルなら
追加料金0円でNBAが楽しめる!【PR】
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」を契約すると、通常4,500円(税込)の「NBA LEAGUE PASS for 楽天モバイル」で何と追加料金0円でNBAを楽しめます。
携帯キャリアを乗り換えず、「デュアルSIM」としての契約もおすすめ。最安料金は1,000円(税込)以下! 世界トップのバスケをお得に観戦できるチャンスをお見逃しなく。
八村塁の活躍を見逃すな!
世界最高峰のNBAを観るなら
WOWOWオンデマンドで【PR】
「WOWOWオンデマンド」とは、テレビやBS視聴環境がなくてもWOWOWのコンテンツを月額2,530円(税込)で楽しめるサービスです。
2019.10.10
2019.09.29
2019.07.19
2019.06.15
2019.06.15
2019.06.14