2019.08.14

ジャズの一員としてメンフィスへ帰還予定のコンリー「キャリアの中でタフな瞬間になるだろう」

グリズリーズに12年ものキャリアを捧げていたコンリー [写真]=Getty Images
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複雑な心境を明かすコンリー

 今夏のトレードにより、12年在籍したメンフィス・グリズリーズに別れを告げ、ユタ・ジャズへ移籍したベテランガードのマイク・コンリー。キャリア13年目の新たなシーズンに向けて、トレーニングを重ねて準備していることだろう。

 しかし選手にとって、長年在籍したチームというのは、もう1つの故郷のように捉えることも少なくはなく、コンリーも例外ではないようだ。『HoopsHype』のインタビューを通じて、来季のメンフィスへ帰還する試合への複雑な心境を、「その日がいつ来ようと、どんな気持ちになるのかは正直わからないんだ。多くの感情が込み上げてくるだろう」とコメント。

 普段は冷静で紳士的な笑顔が印象的なコンリーも、「僕はコート上では、いい時も悪い時も感情を見せないけれど、メンフィスへ戻るときは、僕のキャリアの中でも、最もタフな瞬間の1つになるだるね」と述べ、まだ気持ちに整理がついていない様子をうかがわせた。

 NBAでは球団に真摯に身を捧げてきた選手がホームコートへ帰還した際、トリビュート映像やスタンディングオベーションを送るなど、退団後もその選手とのつながりを大切にしている。2007年に全体4位指名でグリズリーズに入団し、昨季までチームのフランチャイズプレーヤーとしてキャリアを捧げてきたコンリーは、来季は11月16日(現地時間15日)にメンフィスへ初めて戻る予定だ。彼がメンフィスへ訪れる時、果たしてどのような瞬間が訪れるのだろうか。

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