2019.10.03

初のメディアデーを終えた八村塁「チームの一員になれて興奮している」

今季の抱負などを語った八村[写真]=Getty Images
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流暢な英語で堂々とインタビューに答える八村

 10月23日(現地時間22日)のNBA2019-20シーズン開幕に向け、各球団は写真撮影やインタビュー対応などのメディアデーを行い、トレーニングキャンプをスタート。チームのケミストリー構築や戦術の完成度を高め、調整期間のプレシーズンを経てシーズンに突入していく。

 ワシントン・ウィザーズは10月1日(同9月30日)にメディアデーを行い、八村塁も他の選手同様に英語でメディアからの質問に対応した。

「まず最初に、このチームの一員となれて、とても興奮しています」と話し、「数日前にここへ来たばかりですが、もうすでにこのチームが気に入りました。僕はオフェンスでもディフェンスでもチームの力になりたいと考えていて、勝利に貢献し、願わくばプレーオフに進出したいと思っています」と今季の抱負を語った。

 また、エースのブラッドリー・ビールについて「間違いなくスーパースターです。人としても魅力的で、彼が持つたくさんのいいものを目にしました。彼にはリーダーシップもあり、そういったものをとおして、僕もいろいろと学ばせてもらっています」と、印象を述べた。

 今季の目標を聞かれると、「このチームにただ貢献したいです。昨年と比べると、僕たちは新しくなったチームで、だからその一員になれてワクワクしています。毎晩の試合を競争的に挑み、プレーオフに進出したいです」と力強くコメント。

ワールドカップの八村。彼の活躍は世界に大きなメッセージとなっただろう[写真]=Getty Images

「ウィザーズが日本人向けに、日本語版の公式ウェブサイトなどの制作を予定しているが、どう感じているか」という問いには、「僕のエージェントや他の人たちは、僕のことに関して、すごいことになると言っています」と返答。「僕自身こういった経験はありませんし、先月に日本へ帰国した時もすごかったです。自分のポスターが飾られているのを目にしたり、本当にもう驚きました(笑)。けれどこれは僕自身や家族、日本のバスケットボールにとってもいいことだと思っていて、来年は日本でオリンピックも開催されますし、すべてのことに高揚感を感じています」と身の回りの大きな変化や、日本のバスケットボールの未来に関してもポジティブに触れた。

 NBAデビューが待ち遠しい八村を擁するのィザーズは開幕戦で、24日(同23日)にダラス・マーベリックスと対戦する。トレーニングキャンプやプレシーズンをとおして、ケガやコンディションの不調などを患わなければ、ローテーションに入る可能性は高い。NBAドラフトに続いて、また1つ歴史的な瞬間を注目していきたい。

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