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2月27日(現地時間26日、日付は以下同)。9連敗中のサクラメント・キングスが、イースタン・カンファレンス最下位に沈むデトロイト・ピストンズと対決。
試合時間残り9.2秒。ディアロン・フォックスのアシストでネマニャ・ビエリツァがレイアップを決め、キングスが3点差をつけると、ピストンズはデニス・スミスJr.が残り8.1秒にフリースロー2本を手にした。
1本目を成功させたスミスJr.だが、2本目をリングに当てることができず、痛恨のレーンバイオレーションとなり、キングスボールへ。
ところが、残り7.4秒にハリソン・バーンズがフリースローを1本しか決められず、再び3点差となってピストンズに起死回生のチャンスが転がり込む。
だがジェレミー・グラントが放った3ポイントはしっかりとコンテストされ、リングをくぐり抜けることはなく、最終スコア110-107でキングスが逃げ切りに成功。連敗をようやくストップさせ、2月8日以来の勝利を手にした。
キングスではフォックスが27得点5リバウンド6アシスト2ブロック、バーンズが21得点8リバウンド7アシスト、マービン・バグリー3世が19得点8リバウンド、リショーン・ホームズが19得点に17リバウンド2ブロック、バディ・ヒールドが14得点をマーク。
得点とリバウンドでダブルダブルを稼ぎ出したホームズは「できるだけ早い時間帯で、このチームにいい雰囲気を作りたかった」と明かし、「連敗を終わらせることができて感謝しているよ」と勝利を喜んだ。
一方、惜しくも勝利を逃したピストンズでは、グラントがゲームハイの30得点に7リバウンド、スミスJr.が17得点6アシスト、サディック・ベイが17得点6リバウンド、ジョシュ・ジャクソンが14得点3スティール2ブロックを記録。
ドウェイン・ケイシーHC(ヘッドコーチ)はスミスJr.のフリースローについて「あれはミスコミュニケーションだった。いい意志疎通ではなかったということ。今は学んでいる最中。ゲームの締めくくりを学んでいるところだ」と振り返っていた。
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