2021.03.28

今季GリーグでMVPと新人王に輝いたポール・リードがシクサーズと本契約を締結

2ウェイ契約から本契約へと昇格したリード[写真]=Getty Images
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 3月27日(現地時間26日、日付は以下同)、フィラデルフィア・セブンティシクサーズのバスケットボール運営部門代表を務めるダリル・モーリーは、2ウェイ契約を結んでいたポール・リードと新たに本契約したことを発表した。

 リードは昨年のドラフト2巡目全体58位でシクサーズから指名され、同年11月28日に2ウェイ契約を締結。シクサーズ傘下のGリーグチーム、デラウェア・ブルーコーツで15試合に出場して平均22.3得点11.9リバウンド2.3アシスト2.0スティール1.8ブロックとオールラウンドな成績に加え、フィールドゴール58.8パーセント、3ポイント44.4パーセントを残した。

 206センチ95キロのフォワードは、3月23日にMVP(最優秀選手)と新人王に選ばれたことが発表されたほか、オールGリーグファーストチーム、オールルーキーチーム、オールディフェンシブチームにも名を連ねている。

 リードは現在、2試合連続でシクサーズの一員として出場しており、計9試合で平均8.5分3.1得点1.9リバウンドをマーク。ドラフト2巡目の下位指名ながら、2ウェイ契約から本契約を手にしたことは、リードにとって大きな自信となったことだろう。

 シクサーズのフロントコートにはジョエル・エンビードトバイアス・ハリスドワイト・ハワード、マイク・スコットがいるものの、リードにはベテランたちと共に練習で経験を積み、出番をつかむべく奮闘していくことが期待されている。