2021.03.29

コンボガードのオースティン・リバースがサンダーから解雇、行き先はバックスか?

リバースはバックス行きが濃厚[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 3月29日(現地時間28日、日付は以下同)。オクラホマシティ・サンダーはオースティン・リバースをウェイブしたことを発表した。

 リバースは26日に成立した3チーム間のトレードで、ニューヨーク・ニックスからサンダーへと移籍していたものの、今季残りを若手選手たちへ出場機会を与える方針を打ち出していたこともあり、カットされることとなった。

 今後48時間以内に他チームが獲得を申し出なかった場合、リバースは制限なしフリーエージェント(FA)となるのだが、リバースはミルウォーキー・バックスと双方で強い興味を示していると『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が報じている。

 今季でキャリア9年目のリバースは、193センチ90キロのコンボガード。昨季までニューオーリンズ・ホーネッツ(現ペリカンズ)、ロサンゼルス・クリッパーズ、ワシントン・ウィザーズ、ヒューストン・ロケッツに所属。今季からニックスでプレーし、21試合(うち先発は2試合)の出場で平均21.0分7.3得点2.2リバウンド2.0アシストをマークしていた。

 バックスは先日PJ・タッカーを獲得したトレードで、DJ・オーガスティンを放出しており、プレーメイカーを1人欠いていただけに、リバースに照準を定めているのだろう。

 イースタン・カンファレンス3位のバックス(29勝16敗)にとって、現在イースト2位にいるブルックリン・ネッツで大活躍を見せているジェームズ・ハーデンと昨季までの約2シーズン、チームメートだったリバースをロースターに加えることは、ネッツ対策につながることにもなりそうだ。

BASKETBALLKING VIDEO