2021.05.30

バックスがスウィープで1回戦突破、シクサーズもシリーズ王手/NBAプレーオフ

ウィザーズとの第3戦で36得点8リバウンドをマークしたエンビード[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 5月30日(現地時間29日)、NBAではプレーオフファーストラウンドの第3戦および第4戦がそれぞれ2試合ずつ行われた。

 ミルウォーキー・バックスマイアミ・ヒートによる第4戦。ここまで3連勝しているバックスは、第3クォーターに流れをつかんだ。主力選手たちがバランスよく得点し、特にヤニス・アデトクンボは得点にアシストとオフェンスを構築。バックスはそのままリードし、120-103と4連勝でシリーズを制した。アデトクンボが20得点12リバウンド15アシストのトリプルダブルを記録している。

 デンバー・ナゲッツポートランド・トレイルブレイザーズによる第4戦は、1章2敗と劣勢に立たされているブレイザーズが前半で10点リードを獲得。第3クォーターではCJ・マッカラムノーマン・パウエルを中心にさらにナゲッツを突き放すことに成功し、終盤までペースを握って115-95で勝利した。シリーズを2勝2敗のイーブンにしたブレイザーズは、パウエルが29得点、マッカラムが21得点8アシストをマークしている。

 フィラデルフィア・セブンティシクサーズはアウェーでワシントン・ウィザーズとの第3戦に挑んだ。シクサーズは第2戦に続いてウィザーズを圧倒。エースのジョエル・エンビードを中心にスターターが躍動して、前半で72-58とリードを獲得。後半でも主導権を握り続けたシクサーズは132-103で3連勝を達成した。シリーズ突破まであと1勝となったシクサーズは、エンビードが36得点8リバウンドをマークした。

 ユタ・ジャズメンフィス・グリズリーズによる第3戦は、ジャズのドノバン・ミッチェルマイク・コンリーが試合をとおして得点面でチームをけん引した。前半から62-51と試合の主導権を握り、最終クォーターには一時的に逆転されたものの、そこから再び点差を広げて最終的に121-111で勝利している。シリーズを2勝1敗にしたジャズは、ミッチェルが29得点5アシスト、コンリーが27得点8アシストをマークした。

■試合結果
ミルウォーキー・バックス 120-103 マイアミ・ヒート
デンバー・ナゲッツ 95-115 ポートランド・トレイルブレイザーズ
フィラデルフィア・セブンティシクサーズ 132-103 ワシントン・ウィザーズ
ユタ・ジャズ 121-111 メンフィス・グリズリーズ

BASKETBALLKING VIDEO