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7月4日(現地時間3日)、NBAプレーオフ2021のカンファレンス・ファイナルが行われた。
イースタン・カンファレンス3位のミルウォーキー・バックスは同5位のアトランタ・ホークスとの第6戦に臨んだ。第5戦に勝利し、ファイナル進出へ王手をかけたバックスは、第4戦で左膝を痛めたヤニス・アデトクンボが、この試合も欠場となる。一方、ホークスは第3戦のアクシデントにより、右足首を負傷していたトレイ・ヤングが戦線に復帰した。
立ち上がりからバックスが流れをつかみ、一時は2ケタのリードを奪う。ブルック・ロペスやドリュー・ホリデーを軸に試合を優位に運び、28-24とリードして最初の12分間を終える。続く第2クォーターは、ジェフ・ティーグやパット・カナトンなど、ベンチメンバー存在感を発揮し、47-43とバックスがリードを保ってハーフタイムへ。
後半開始からクリス・ミドルトンがシュートタッチをつかむと、第3クォーターだけで4本の3ポイントシュートを含む、23得点と大活躍。91-72で迎えた最終クォーター、開始から徐々に点差を縮められると、残り3分41秒には6点差まで詰め寄られる。それでもホリデーやミドルトンの得点でリードを譲らず、118−107でバックスが敵地で勝利。1974年以来47年ぶりとなるファイナル進出を決めた。
バックスはエースのアデトクンボを欠くなか、ミドルトンが32得点7アシスト3スティールと躍動。さらにホリデーが27得点9リバウンド9アシスト4スティール2ブロックとオールラウンドに活躍すると、加えて4選手が2ケタ得点をマークし、チーム全体でシリーズを制した。
一方、ホークスはベンチから出場のキャメロン・レディッシュが6本の3ポイントシュートを含む21得点、ボグダン・ボグダノビッチが20得点をマーク。復帰戦となったヤングは放った6本の3ポイントシュートがすべて決まらず、35分の出場で14得点9アシストにとどまった。若手を中心に構成されたホークスは、ホームの観客の前で飛躍の年となった今シーズンを終えた。
NBAファイナルは日本時間7日から開幕。バックスはウェスタン・カンファレンスを制したフェニックス・サンズとの戦いに臨む。
■試合結果
アトランタ・ホークス 107-118 ミルウォーキー・バックス
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