2021.09.02

グリズリーズがザック・ランドルフ、トニー・アレンの永久欠番セレモニーを開催へ

ランドルフ(右)とアレン(左)[写真]=Getty Images
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 9月2日(現地時間1日、日付は以下同)。メンフィス・グリズリーズは、今シーズンにザック・ランドルフトニー・アレン永久欠番セレモニーを行なうことを発表した。

 1995-96シーズンからバンクーバー・グリズリーズとしてNBAに参入し、今季で創設27シーズン目を迎えるグリズリーズにとって、フランチャイズ史上初の永久欠番となる。

 グリズリーズで8シーズンをプレーしたランドルフは、在籍中にオールスターに2度、2011年にはオールNBAサードチームにも選ばれた左利きのビッグマン。フィジカルコンタクトにめっぽう強く、パワフルなポストプレーとソストタッチなジャンパーから得点を量産。

 チーム在籍時に計551試合(うち先発は446試合)に出場し、平均32.5分16.8得点10.2リバウンド2.0アシストをマークし、13年のカンファレンス・ファイナル進出にも大きく貢献した。

 一方のアレンは強靭な肉体と粘り強いディフェンスでグリズリーズを支えたスウィングマン。グリズリーズには7シーズン在籍し、そのうち6シーズンでオールディフェンシブチーム(ファースト、セカンドにそれぞれ3度)に選出された名ストッパー。

 コービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)やケビン・デュラント(現ブルックリン・ネッツ)といったリーグ最高級のスコアラーたちに真っ向勝負し、ファンから絶大な人気を得ていたレジェンドでもある。

 グリズリーズはランドルフの背番号50を12月12日のヒューストン・ロケッツ戦、アレンの背番号9を2022年1月29日のユタ・ジャズ戦で、それぞれセレモニーで祝福し、永久欠番にしていくこととなる。