インハイ出場
開志国際キャプテンの
『俺のバッシュ』

昨季イースタン・カンファレンス・ファイナルを戦い、NBAチャンピオンとなったミルウォーキー・バックス(6勝7敗)、2勝4敗で敗れたアトランタ・ホークス(4勝9敗)は、11月14日(現地時間13日、日付は以下同)を終えた時点でいずれもイースト下位に沈んでいた。
翌15日。その両チームがホークスのホーム、ステイト・ファーム・アリーナで激突。ディフェンディング・チャンピオンのバックスはヤニス・アデトクンボが26得点5リバウンド6アシスト、ドリュー・ホリデーが19得点8アシストを残すなど、先発全員が2ケタ得点。
だがこの日はトレイ・ヤングが8本の3ポイント成功を含むゲームハイの42得点10アシストに8リバウンドの大暴れでホークスが120-100で勝利をモノにした。
42 points.
8 threes.
10 assists.@TheTraeYoung's career-night from deep powers the @ATLHawks! 🧊 pic.twitter.com/ydywn7FK3E— NBA (@NBA) November 15, 2021
連敗を6でストップしたホークスでは、ヤングのほかにジョン・コリンズが19得点6リバウンド、クリント・カペラが12得点13リバウンド2スティール、ケビン・ハーターが11得点6リバウンド、ダニーロ・ガリナーリが10得点を記録。
「僕らは皆、自分たちがどこまで上に行きたいかは分かっている。だからこれを機に、もっと勝利をつかんでいかなきゃいけない」と語ったヤングは、チームの現状について「僕らはゲームを遅くプレーしすぎていた。ペースを上げていくことで、このチームはずっと良くなるだろうね。今日は最高だった。皆が走れていたし、プレーメイクできていた」とも話していた。
ホークスはこの日、ディアンドレ・ハンターが右手首の修復手術を受けたため8週間の離脱になる見込みと発表。オニエカ・オコングも右肩の手術を受けたことで欠場が続いており、ベストメンバーとは言えない。
だがケガはゲームの一部でもあり、どのチームにも起こり得ることだけに、こればかりは現有戦力で乗り越えていくしかない。幸い、ホークスには選手層の厚みがあるだけに、白星を重ねて事態を好転させたいところだ。