2021.11.29

ニックスに連勝を7で止められたホークス、エースのトレイ・ヤングが見せた反応とは?

ヤング率いるホークスの連勝は7でストップ[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 昨季イースタン・カンファレンス・ファイナルまで勝ち上がったアトランタ・ホークスは、今季開幕13試合を終えて4勝9敗。トレイ・ヤングジョン・コリンズクリント・カペラといったタレントを擁するチームは大きく負け越していた。

 だが11月15日(現地時間14日、日付は以下同)に昨季プレーオフで敗れたミルウォーキー・バックス相手に120-100で勝利すると、そこから怒濤の7連勝。しかも、いずれの試合でも10点以上の差をつける連勝劇で、フランチャイズ史上最長記録を樹立。

 ところが、28日にこの連勝がストップ。相手は昨季プレーオフのファーストラウンドで激突し、4勝1敗で制したニューヨーク・ニックスだった。

「すばらしい勝利だった。正直、どこが相手だろうと関係なくね。僕らにとっては本当に重要な1勝になった」と語ったのはRJ・バレット

 勝利したニックスではアレック・バークスが23得点7リバウンド2スティール、エバン・フォーニエが20得点、バレットが15得点7リバウンド、オビ・トッピンが13得点をマーク。

 ホークスは2連戦だったこともあり、ホームで連勝をストップされたのだが、昨季ニックスとのシリーズで平均29.2得点9.8アシストと大暴れしたヤングはこの試合でも5本の3ポイント成功を含むゲームハイの33得点に4リバウンド7アシストの活躍を見せていた。

 昨季プレーオフ。ヤングはニックスのホームであるマディソン・スクエア・ガーデン(MSG)でスコアリングショーを披露しており、ホークスに勝利をもたらしてきただけに、ニックスとMSGにとっては天敵と言ってもいい選手。

 そのヤングは試合後に「これはマラソンなんだ。短距離走じゃないぜ!」とツイートをしており、「お楽しみはこれからだ」と言わんばかりのリアクションを見せていた。

 両チームによる次戦は12月26日のクリスマスゲーム。会場は奇しくもMSGと、ヤングが喜んでヒール役を演じる最高の舞台と言っていいだけに、当日は大きなブーイングを浴びながらヤングが再び大暴れを見せるかもしれない。

RJ・バレットの関連記事