2024.03.15
9月6日、フィリピンのモール・オブ・アジア・アリーナで「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」決勝トーナメント準々決勝が行われ、カナダ代表(FIBAランキング15位)とスロベニア代表(同7位)が対戦した。
シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(オクラホマシティ・サンダー)、RJ・バレット(ニューヨーク・ニックス)らを中心にスコアを挙げ、前半を50-50の同点で締めくくったカナダ。第3クォーターに入るとフリースローや速攻から主導権をつかみ、その後は2ケタのリードを維持すると、最終スコア100-89でベスト4入りを決めた。
試合後の記者会見には、31得点10リバウンド4アシストを挙げたシェイとともに、24得点9リバウンドでチームをけん引したバレットが出席。「最高の気分だよ」と、カナダにとって初のワールドカップ4強入りについてコメントしている。
「全員がハードにプレーし、スロベニアと戦っていた。次のステップは今夜を楽しみ、明日はフィルムを見て練習に励み、決勝進出を果たすことだ。セルビア代表(同6位)の準々決勝の映像を見たけど、彼らは良いプレーをするし、団結して戦っているね」
会見に同席した指揮官のジョルディ・フェルナンデス氏も「彼らは歴史を作った」と、快挙を成し遂げた代表メンバーを賞賛。スロベニア戦の勝因として、速攻を意識したペース作りを挙げている。
「カナダにとって歴代最高の成績であり、選手たち、国、そしてこれまでを築いてきた“カナダ・バスケットボール”を祝福する。今日は厳しい戦いだったが、彼らは高水準のプレーを披露した。(相手の)ポゼッションを止めることは非常に大事だった。なぜなら、それが我々の速攻が始まるタイミングだからだ。私たちは40分間速いペースを維持し、それが勝利につながったと思う」
第1ラウンドは盤石の戦いぶりで全勝し、2次ラウンドではスペイン代表(同1位)を相手に勝利をつかみ取ったカナダ。決勝進出にはセルビアという高い壁が待ち受けるが、持ち味のファストブレイクを生かし、さらなる偉業を達成してもらいたい。
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