2021.11.16

今年のドラ1、ケイド・カニングハムがレブロンやドンチッチを越える新記録を樹立

今年のドラフトで全体1位指名を受けたケイド・カニングハム[写真]=Getty Images
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 11月16日(現地時間15日、日付は以下同)、デトロイト・ピストンズが本拠地でサクラメント・キングスと対戦した。

 試合開始前の時点で3勝9敗と開幕スタートダッシュに失敗したピストンズは、この試合の第1クォーターでわずか12得点しか奪えず。その後攻撃を立て直すも出だしの拙攻が響き、107-129で敗れた。

 この試合で自己最多となる35分21秒の出場時間を得たカニングハムは、3ポイントシュートを5本成功させたほか、味方への的確なパスでアシストを量産。25得点8リバウンド8アシストとマルチな活躍を披露した。

 現地メディア『Elias Sports Bureau』によると、この試合時点で20歳51日のカニングハムは、NBA史上最年少で25得点以上、8リバウンド以上、8アシスト以上、3ポイントシュート5本以上成功させた選手になったという。これまでの最速記録はレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)で20歳100日で、トレイ・ヤング(アトランタ・ホークス)が20歳163日、ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)が20歳248日で達成しているとのこと。

 負傷の影響で開幕には間に合わなかったものの、徐々に調子を挙げてきた今年のドラフト1位。チームを上昇気流に乗せられるか、今後の活躍に大きな期待がかかっている。

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