2022.01.21
11月22日(現地時間21日、日付は以下同)に行なわれたロサンゼルス・レイカーズ戦。デトロイト・ピストンズは最大17点、第3クォーター終了時点で15点をリード。だが最終クォーターに17-37とレイカーズに圧倒されてしまい、116-121で今季12敗目(4勝)を喫することとなった。
試合は第3クォーター序盤にレブロン・ジェームズとアイザイア・スチュワートによる乱闘騒ぎが起こり、両選手が退場する事態の中、ピストンズはリードを守り切れずに敗戦。
ピストンズは第4クォーターでフィールドゴール18投中成功わずか3本と沈黙。アシストを記録することなく敗れたことで、ケイド・カニングハムは「たぶん、僕らはボールを動かすことに飽きてしまったのかもしれない。皆がそれぞれのショットに自信があったことで、ボールムーブメントを取っ払ってしまったような気がする。この試合から学んで、次の試合に適用しなきゃいけない」と試合後に語っていた。
そんななか、今年のドラフト全体1位指名の新人カニングハムは、11試合目にして初のトリプルダブル(13得点12リバウンド10アシスト)をマーク。
今季のルーキーとしては初で、22日終了時点でほかに12選手しかクリアしていない快挙を勝利で飾ることができなかったことは残念ではあるものの、キャリア最初の11試合以内でトリプルダブルを達成したNBA史上13人目の選手に。
ピストンズのルーキーとしては、デイブ・デバッシャー、グラント・ヒル(ともに元ピストンズほか)に次ぐフランチャイズ史上3人目。20歳と57日というのはチーム史上最年少で、NBA史上でも8番目の若さというすばらしいものとなった。
苦しい戦いが続くピストンズだが、カニングハムは徐々にNBAの水に慣れてきているだけに、ここからどれだけ勝利をつかみ取ることができるか注目したい。
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