2022.01.25
12月3日(現地時間2日、日付は以下同)、フェニックス・サンズが本拠地でデトロイト・ピストンズと対戦した。
11月は負けなし、試合開始前の時点で17連勝と絶好調のサンズ。第1クォーターは中盤まで得点の奪い合いとなるが、サンズが終盤に8連続得点などでリードを広げ、30-18で終了すると、その勢いのまま第2クォーターも攻め続け、このクォーターだけで39得点を奪取。69-51と点差を広げて試合を折り返す。
前半で18点のリードを奪ったサンズだったが、後半立ち上がりは急失速。わずか18得点にとどまると、その一方で相手に30点を挙げられ、点差を6点に縮められてしまう。苦しい状況となるが、第4クォーターにランドリー・シャメットやキャメロン・ジョンソンらが3ポイントシュートを成功させ、114-103で振り切った。
ピストンズを下し、球団記録となる18連勝を達成したサンズは、ベンチ出場のジョンソンとキャメロン・ペインがチーム最多の19得点。スタメン選手もジェイ・クラウダーを除く4選手が2ケタ得点を記録し、バランスのいいオフェンスを展開した。
新たな歴史を創りあげる立役者となったモンティ・ウィリアムズヘッドコーチは、試合後「特別な街で、このような歴史のあるチームで、ファンの前で成し遂げられたのは素晴らしいこと。選手たちにも楽しんでもらいたい」と満足げにコメントした。
サンズはこれで19勝3敗となり、ウェスタン・カンファレンス首位を堅持した。偉大な記録を達成したが、指揮官は「このリーグで勝つことは本当に大変だし、我々はまだまだ満足していない」と全く気を緩めてない。この勢いのまま強敵たちを撃破していくつもりだ。
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