2022.01.23

昨季NBA王者となったアデトクンボ「僕は世界のベストプレーヤーなんかじゃない」

昨季ファイナルMVPを手にしたアデトクンボ[写真]=Getty Images
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 昨季NBAを制したミルウォーキー・バックスは、1月23日(現地時間22日、日付は以下同)のサクラメント・キングス戦を133-127で制して3連勝を飾った。

 22日のシカゴ・ブルズ戦に続いて2連戦となり、キングス戦ではヤニス・アデトクンボが右膝の痛みのため欠場も、クリス・ミドルトンがゲームハイの34得点に6リバウンド5アシスト、ドリュー・ホリデーが26得点5リバウンド4アシスト、ジョージ・ヒルが17得点、パット・カナトンが15得点4スティール、ボビー・ポーティスが12リバウンド、さらにはベンチスタートのドンテ・ディビンチェンゾが20得点と活躍。

 この勝利でバックスは30勝19敗とし、イースタン・カンファレンス4位の座を堅持。1位のブルックリン・ネッツ(29勝16敗)とのゲーム差はわずか1.0と肉薄している。

 バックスを象徴するアデトクンボは、昨季チームをNBAチャンピオンへと導き、ファイナルMVPも獲得したことで、リーグトップに立ったと見ることもできる。だがブルズ戦を終えた後、27歳のスーパースターはこう話していた。

「自分のことをベストだと思ってしまうと、その時点で成長が止まってしまう。僕はいつだって謙虚でありたいし、他の選手たちやチームを追いかけたい。そう言われるのはうれしい褒め言葉だけど、僕は世界のベストプレーヤーなんかじゃない。もっとうまくならなきゃいけない」。

 キャリア9シーズン目の今季、アデトクンボは平均28.6得点11.3リバウンド6.0アシスト1.0スティール1.5ブロックと、依然としてリーグ最高級の成績を残している。

 だがこの男が現状維持で満足することはあり得ない。バックスを2連覇へと導くべく、個人としても成長を続けていくことだろう。

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