2022.05.16

マブスが敵地で下克上…優勝候補サンズに33点差で快勝して4強入り/NBAプレーオフ

今シーズンのリーグ最高勝率を挙げたサンズに、敵地で完勝したマブス[写真]=Getty Images
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 5月16日(現地時間15日)、NBAプレーオフのカンファレンスセミファイナルが行われ、ウェスタン・カンファレンス第4シードのダラス・マーベリックスは、同第1シードのフェニックス・サンズとの第7戦に臨んだ。

 第6戦に勝利したマブスは、試合開始からルカ・ドンチッチがチームをけん引してリードを奪う。さらに、スペンサー・ディンウィディーが連続で3ポイントを決めるなど得点力を発揮し、27-17で第1クォーターを終えた。

 続く第2クォーターではサンズの得点が伸び悩むなか、ドンチッチとディンウィディーが得点を量産。終盤にはドンチッチの連続長距離砲も決まり、57-27と30点差で試合を折り返す。

 マブスは後半に入っても攻撃の手を緩めず、第3クォーターではジェイレン・ブランソンが次々とシュートを沈め、92-50とリードを42点に拡大。第4クォーターこそ、サンズに点差を詰められたが、マブスが123-90で快勝した。

 シリーズを制したマブスは、ドンチッチが6本の3ポイントを含む35得点10リバウンド、ディンウィディーが5本の3ポイントを含む30得点、ブランソンが24得点6リバウンドをマーク。優勝した2011年以来の1回戦突破を果たしたマブスは、ゴールデンステイト・ウォリアーズが待つカンファレンスファイナルまでコマを進めた。

 一方のサンズは、キャメロン・ジョンソンが12得点、デビン・ブッカーが11得点、クリス・ポールが10得点をマーク。フランチャイズレコードとなる64勝を挙げ、リーグ最高勝率を誇った優勝候補がホームで完敗し、カンファレンスセミファイナル敗退となった。

■試合結果
フェニックス・サンズ 90-123 ダラス・マーベリックス
PHX|17|10|23|40|=90
DAL|27|30|35|31|=123