2022.05.15

トンプソンとカリーのデュオが躍動…ウォリアーズが西地区決勝に進出/NBAプレーオフ

トンプソン(左)が30得点、カリー(右)が29得点を挙げ勝利に貢献[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 5月14日(現地時間13日)、NBAプレーオフのカンファレンス・セミファイナルが開催され、ウエスタン・カンファレンス第3シードのゴールデンステイト・ウォリアーズが同第2シードのメンフィス・グリズリーズとのゲーム6に臨んだ。

 試合はウォリアーズのボールでスタート。ウォリアーズはクレイ・トンプソンの外角シュートなどで得点を重ねていき、第1クォーターを30-26で終える。第2クォーターでも互角の戦いが続いていくが、残り約1分でステフィン・カリーがフリースローを2本沈め、ウォリアーズが53-51と2点をリードして試合を折り返した。

 第3クォーターは中盤にかけてトンプソンが得点を量産し、ウォリアーズをけん引。78-77と大接戦で迎えた最終クォーターで、流れが傾いたのは試合時間残り約6分から。カリーとトンプソンが3ポイントシュートを次から次へと決めていき、残り1分半には108-92とウォリアーズが16点のリードで試合を決定づけ、最終スコア110-96でウォリアーズがカンファレンス・ファイナルへと進出した。

 4-2でシリーズを制したウォリアーズは、トンプソンが30得点8リバウンド2アシスト、カリーが29得点7リバウンド5アシストと、”スプラッシュブラザーズ”が大活躍。第5戦では大敗を喫したが、見事リベンジに成功した。

 惜しくも敗戦となったグリズリーズは、ディロン・ブルックスが30得点4リバウンド3スティール、デズモンド・ベインが25得点7リバウンドをマーク。エースのジャ・モラントを欠くなかで健闘したが、プレーオフからの敗退が決まった。

■試合結果
メンフィス・グリズリーズ 96-110 ゴールデンステイト・ウォリアーズ
MEM|26|25|26|19|=96
GSW|30|23|25|32|=110