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5月13日(現地時間12日、日付は以下同)。NBAは新しくなったポストシーズンにおけるトロフィーを発表。ヴィクター・ソロモン氏(アーティスト)とティファニー社との協力によってデザインされた計6つのトロフィーには、これまでプレーオフですばらしい活躍をし、リーグの発展に大きく貢献してきたレジェンドたちの名が冠されている。
この日NBAが発表した計6つのトロフィーの名称は下記のとおり。
■ラリー・オブライエン・トロフィー(優勝トロフィー)
■ビル・ラッセル・トロフィー(ファイナルMVPトロフィー)
■ボブ・クージー・トロフィー(イースタン・カンファレンス優勝トロフィー)
■オスカー・ロバートソン・トロフィー(ウェスタン・カンファレンス優勝トロフィー)
■ラリー・バード・トロフィー(イーストMVPトロフィー)
■アービン“マジック”ジョンソン・トロフィー(ウェストMVPトロフィー)
The NBA today unveiled a lineup of reimagined trophies for the NBA postseason, including an evolution of the Larry O’Brien Trophy, awarded annually to the NBA champions.
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— NBA (@NBA) May 12, 2022
1984年から優勝トロフィーに名が冠されているオブライエンは、第3代NBAコミッショナーとしてリーグ発展に大きく貢献してきた人物。2009年からファイナルMVPとして名が冠されているラッセルは、ボストン・セルティックスで8連覇を含む計11度の優勝を果たしたレジェンド。
そして今回、イースト優勝トロフィーにはクージー、ウェスト優勝トロフィーにはロバートソンの名が冠された。前者は優勝6度を誇る歴代有数の司令塔で、後者はNBA史上初の“平均トリプルダブル”をクリアしたオールラウンダーであり、アフリカンアメリカンで初めてNBPA(NBA選手会)の会長を務めてきた。
さらに、今年のプレーオフからは各カンファレンスのファイナルMVPが選出されることとなった。バードはセルティックス一筋で優勝3度、シーズンMVP3度、2度のファイナルMVPを獲得。マジックはレイカーズ一筋で優勝5度、シーズンMVPには3度、ファイナルMVPにも3度選ばれた経歴を持つスーパースター。両者は80年代にNBAを大きく盛り上げた最大の殊勲者であり、今でも絶大な影響力を誇っている。
13日終了時点で、カンファレンス・ファイナル進出を決めたのはイースト第1シードのマイアミ・ヒートのみ。フェニックス・サンズとダラス・マーベリックスによるシリーズは第7戦へもつれることとなった。
翌14日にはボストン・セルティックスとミルウォーキー・バックスによる第6戦、メンフィス・グリズリーズとゴールデンステイト・ウォリアーズによる第6戦が行なわれることとなる。
3勝2敗と王手をかけているバックスとウォリアーズがホームでシリーズに決着をつけるのか。それとも、セルティックスとグリズリーズが敵地で勝利して第7戦をホームで戦うことができるのか、目が離せないゲームとなりそうだ。
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