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5月10日(現地時間9日)。NBAは2021-22レギュラーシーズンの最優秀コーチ賞(COY)にフェニックス・サンズのモンティ・ウィリアムズHC(ヘッドコーチ)が選ばれたことを発表した。
これまでニューオーリンズ・ホーネッツ、ニューオーリンズ・ペリカンズで指揮を執ってきたウィリアムズHCは、19-20シーズンからサンズの指揮官へ就任。
新型コロナウイルスのパンデミックによって20年3月にリーグが中断も、同年7月末にフロリダ州オーランドのバブル(隔離された施設)で再開した第二幕ではシーディングゲーム(順位決定戦)をリーグ唯一の8戦無敗でフィニッシュ。デビン・ブッカーやディアンドレ・エイトンらを率いて快進撃を演出した。
そしてトレードでクリス・ポール、フリーエージェント(FA)戦線でジェイ・クラウダーを獲得して臨んだ昨季、サンズはリーグ2位の51勝21敗を残して11年ぶりにプレーオフ返り咲き。ポストシーズンでも勝ち上がり、1993年以来となるNBAファイナル進出を飾り、フランチャイズ史上初優勝まであと2勝まで迫った。
そうして迎えた今季、サンズはリーグベストかつ球団史上最高となる64勝18敗という最高の形でレギュラーシーズンをフィニッシュ。
HCとして通算8シーズン目のウィリアムズHCにとっては初のCOYであり、サンズの指揮官としてはコットン・フィッツシモンズ(88-89シーズン)、マイク・ダントーニ(04-05シーズン)に次いで球団史上3人目となった。
100のスポーツメディアと放送関係者による投票で、ウィリアムズHCは81の1位票を含む計458ポイントを獲得。2位に入ったメンフィス・グリズリーズのテイラー・ジェンキンズHC(1位票17を含む計270ポイント)、3位となったマイアミ・ヒートのエリック・スポールストラHC(1位票1を含む計72ポイント)に大差をつけて初受賞を飾った。
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