2022.04.24

過去20シーズンで最も僅差…バーンズがモーブリーを15ポイント差で上回り新人王に

今季の新人王に輝いたバーンズ[写真]=Getty Images
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 4月24日(現地時間23日)。NBAは2021-22レギュラーシーズンの新人王に、トロント・ラプターズのスコッティ・バーンズが選ばれたことを発表した。

 昨年のドラフト1巡目全体4位でラプターズから指名された206センチ102キロのフォワードは、出場74試合全てで先発を務め、平均35.4分15.3得点7.5リバウンド3.5アシスト1.1スティールを記録。

 ラプターズのフランチャイズ史上、新人王に選ばれたのは3人目。1995-96シーズンのデーモン・ストウダマイヤー、98-99シーズンのビンス・カーター(ともに元ラプターズほか)以来の快挙となった。

 もっとも、本命不在で進んだ今季の新人王争いは、過去20シーズンで最も僅差という結果に終わった。100のスポーツライター、放送関係者による投票結果で、バーンズは48もの1位票を含む計378ポイントを獲得。だがクリーブランド・キャバリアーズのエバン・モーブリーが1位票43を含む計363ポイントと、わずか15ポイント差だったことからも、投票者を悩ませたと言えるだろう。

 なお、今季の新人王でポイントを得たのは計6選手。バーンズ、モーブリーのほかでは、デトロイト・ピストンズのケイド・カニングハム(1位票9)が計153ポイント、ヒューストン・ロケッツのジェイレン・グリーンが3ポイント、オーランド・マジックのフランツ・ワグナーが2ポイント、ニューオーリンズ・ペリカンズのハーバート・ジョーンズが1ポイントをそれぞれ獲得した。

 近いうちに発表されることが予想されるオールルーキーチームでは、新人王でポイントを獲得した選手たちが名を連ねることとなるだろう。

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